ステアリングギアボックス交換①

先日ステアリングギアボックスの
曲がりが目視確認できたので
新品ASSYを取り寄せました

やっぱり新品は気持ちが良いですね(^^)

前回は故障箇所の確認作業に追われ
画像等撮っている暇がなかったので
今回は作業内容をアップしたいと思います

基本マニュアルに沿って作業していますので同じ作業を考えられている方の
参考になれば幸いです

まずは工具類の準備
必要なものは予め用意し
迅速かつ紛失の無いように
整理整頓しておきましょう

まずはエアクリーナーボックスを全撤去
まずはこれをしないと何も始まりません

するとステアリングギアボックスが丸見えに
なりますので
・トルクセンサーのカプラーを外す
・ステアリングギアボックスモーターのカプラーを外す
・アースを外す

アースはステアリングギアボックス側を
外すのが効率的です
また外したカプラー内に
水分や油分が入らないように
テーピング等しておくのが安全です

次にステアリングシャフトの切り離しを行います

この時
元の位置に戻せるようにマーキング必須です
また今後の工程でステアリングギアボックスが
左右に動いてしまった場合は中点を確認する方法が無くなるためラックエンドからタイロッドエンドなどの距離を左右で記録しておくと安心です

画像上側のナットは緩めるだけ
下側のボルトは抜いてしまいます
そうすると車内方向にスライドして
ステアリングシャフトとトルクセンサーが
切り離せる構造になっています

エンジンルームの作業が終わったら
次はホイールハウスに移動して
タイロッドエンドの切り離しです

ステアリングギアボックス脱着後でも構いませんが
とりあえず元の位置に戻すことを前提に
タイロッドの現在位置を記録しておきましょう
私はロックナットからネジの端で計測していますが
自分がわかりやすい箇所での計測でいいと思います

タイロッドの切り離しには
専用工具を使います
ハンマー等の打撃で外す方法もございますが
S2000の場合は打撃外しよりは
セパレーターを使用した方がいいと思います

次にスタビライザー&ブラケットの脱着です
一体で外しても構いませんが
この後ちょっと小細工する為に私はそれぞれ別体で外します