ヘッドライトリフレッシュ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
経年劣化したヘッドライトをリフレッシュします
何年経っても綺麗な車もあれば
わずか数年でくすんでくる車もありますよね
S2000はそれほど酷くはないと思いますが
それでも純正のクリア層は年式に応じて劣化してますね
前回の黒樹脂復活と同じく
クリアな部分はクリアでないと
いくら綺麗に洗車しても
いまいちパッとしません
2
ヘッドライト復活は専用の商品もありますし
手軽に復活するものもありますが
手軽なものはやはり効果の持続が難しく
また仕上がりもそこそこですね
私は何台も施工してきましたが
やはりウレタンクリア塗装が持続性、仕上がり共に一番満足できるので
塗装という方法を好んでます
今まで何となくホルツ製を使用していましたが
知り合いが99工房の方がイイよ!
というので初めて99製を買ってみました
使って見ると確かに!
圧倒的に噴射力が強いです
そのため厚く塗りやすい
結果ツヤもホルツより出しやすいです
次からは99工房で決まりです!
3
最初の画像で塗装は完了してます
十分綺麗に見えますが
塗りっぱなしはやはり塗った感があります
どうせやるなら鏡面加工です
ヘッドライトぐらいの面積になると
ペーパーがけの際
当てを使用した方が失敗が少ないです
指でやると接触面が少な過ぎ一部分を削り過ぎたりします
しかし角の部分や狭いところは指で行きます
とにかく削りは最小限かつ平均的にです
4
まずは1000番で空研ぎ
綺麗に見えた塗装面もペーパーを当てると
細かな凸凹があるのが分かります
空研ぎは研ぎ過ぎる場合が多いので
ここで全ての凸凹を取ってしまう必要はございません
8〜9割程度で終了するのがミスがなく
オススメです
800番から始める方もいらっしゃいますが
缶塗装ではガン吹きほど厚く塗るのが困難なので削り過ぎの原因になりがちです
少ししんどいですが
ミスをしたくないので私は1000番スタートです
5
1000番が8割がた終わったら
1500番で水研ぎ
ここからは常に水を付けながら
優しく滑らせるように磨いて行きます
決して力を込めて「削る」ではなく
磨く意識が大切です
なるべく水分を絶やさず水の力でペーパーを滑らせます
最初は少し抵抗感がありますが
次第に滑らかに滑り始めますので
ここが終了の合図です
1000番で残した凸凹もこの段階でほぼ消えてます
画像のように全体的に均一に白ボケするとイイと思います
6
1500番水研ぎの次は
2000番水研ぎです
研ぎの行程はこれが最終です
1500番で行なった作業と同じことを
繰り返すだけです
研ぎの行程では
必ず一定方向にペーパーをかけるのがイイですね
縦横斜め等の動きをすると
傷が広がり最終工程が終わっても
よく見ると微細な傷が残ったりします
ついつい自分が動きやすいようにペーパーをかけがちですが
体をあらゆる方向に傾けながら
ペーパーは一定方向を心がけましょう!
2000番が終了です
1500番の時よりも白ボケの具合が細かくなりました
いよいよフィニッシュに向けて準備が整いましたね
7
さて最終行程は
コンパウンドで磨きます
大きな部分は大ポリッシャーを使用し
細かい角の部分は50φ極小ポリッシャーを使用します
道具は多数持ってると仕上がりに差が出ます!
その分出費もかさみますw
私の使用コンパウンドは3M製です
基本は赤と黄色
塗装屋も使用する間違いのない商品です
これは業務用サイズなので個人レベルでは一生なくなりませんw
そして高い!
こいつは現役時代から使用してますが
まだ半分以上残ってます
これはリキッド状ですが
ペースト状でもっと少ない量で
安価なものもございますしホームセンターでも売ってる所はあります
使用感はリキッド状の方が伸びがよく
切れもイイので私は業務用ボトルで使ってますが
どちらでも仕上がりは変わりませんので
一般的にはペースト状になりますかね?
赤ボトルの極細めでクリアーになるまで磨きます
この段階で十分に感じますが
最終は黄色の超微粒子で仕上げます
赤の時より明らかにクリアー感が増しますので必ず最後は黄色です
またコンパウンドの番手に合わせて
ポリッシャーの番手もハードからソフトへと変更していくのがイイでしょう
8
そして完成!
ほぼ見た目新品です♫
時間はかかりますが鏡面加工を行うと
仕上がりは別格です
この方法でボディを鏡面加工することも可能です
その際のやり方も全く同じです
ただ面積の都合で相当大変ですがw
興味がございましたぜひトライ!
仕上がりはご覧の通りですが
肝心の耐久性はというと
今まで同じ作業を何度もしていますが
2〜3年程度では全く変化はありませんでした
それ以上は追い切れていませんので分かりませんが
おそらくしっかりと施工すれば
かなりの期間持続するでしょう
ただしボディなどに施工した場合
濃い色だとすぐに小傷がつきます
鏡面加工というのは凸凹が一切ない状態なので少しの傷が目立つと言うことです
新車の仕上げが若干のゆず肌なのは
そういった理由からだと教わったことがございます
そのあたりは自分の判断でという事になりますが鏡面加工は魅力的なものです(^^)
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