スロットルコントローラー(ピボット(Pivot))の取り付け
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
電子式スロットル車のアクセルレスポンスを、純正状態よりも鈍いECOモードから鋭い加速のスポーツモードまで、お好みに応じて変更できます。燃費を節約したいときはECOモードでエコ運転を、飛ばしたいときはスポーツモードで気持ちよく。走行場面に応じてSPORTS 7段階& ECO 5段階に切り換えられる次世代型スロットルコントローラーです。
2
pivot 3-DRIVE スロットルコントローラーを取り付けるにあたって、避けて通れないのが、アクセルペダルの脱着です。これは、プリッツ(BLTZ)やハイパースプリントブースターでも同様ですので参考にしてください。
3
BMWのアクセルペダルは、国産車で一般的な吊り下げ式ではなく、床から出ているオルガン式です。このアクセルペダルを外して、中のアクセルの踏み込み量を信号として出しているコードの間に車種別専用ハーネスを割り込めさせないといけません。
BMWのアクセルペダルの外し方は大きく分けて2種類。
アクセルの根本のゴムカバーとネジを外して上に引き抜くタイプと、根本にゴムカバーが無く横にずらすタイプ。前者はE85・E87・E60やMINIのR56などで、後者はE46やMINIのR50・R53などです。X5のE53では後者の横にずらすタイプでした。
4
アクセルが簡単にずれたら走行に重大な危険があります。アクセル土台のサイドに四角い1センチ程の切りかきがありますので、そこにマイナスドライバーをつっこんで、プラスチックのツメを押しながらずらしていかないと外れません。右ハンドルなので左にずらします。
私は最初勘違いして、アクセル土台のサイドが小さな特殊な形のネジ(へクスローブ)で止められているので、このネジ対応のレンチを買ってネジを外そうとしました。特殊な工具で買ったものが合わなかったので関係ないところを分解せずすみました。
5
アクセルペダルの裏についてるコネクターを外してその間に、BMW・MINI専用ハーネスを差し込みます。このコネクターにはオスメスがありますので、きちんと確認して差し込んでロックがかかるのもきちんと確認してください。
なお、エンジン停止から10分以上間隔をあけないとエラー表示が出るそうです。ちなみに、私は10分以上間隔をあけたつもりでしたがエラー表示が出ました。まぁエラー表示が出ても何度も乗ったり降りたりをしていると消えてしまうので大丈夫なんですけどね。
あとは、外したときと逆に取り付ければいいのですが、スロットルペダルは重要な部品ですので、取り付けたときにはツメのロックがかかっているのを確認しないとだめですよ。
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アクセルコネクター接続の他は、電源配線が必要です。
故障診断コネクター(OBD2)に接続するだけで簡単に電源が取れるカプラーががついてますが、表に出てきて見た目が悪いのと、故障診断コネクターのカバーに閉めたときに接続される抵抗みたいなものがあるので、直接電源から取りました。
カプラーに接続されている赤と黒の2種類の配線をカットし、黒はアースに接続。赤を電源に接続しますが、この赤の接続は常時電源とイグニッション電源(IGN)かアクセサリー電源(ACC)に接続する2種類の方法があります。常時電源に接続すれば、一度設定したスロットルレスポンスのモードをズーと変更するまで覚えています。IGN線かACC線に接続すると一度キーをOFFにするとそこでノーマルモードに戻ってしまいます。私のX5は嫁さんも乗るので、安全のためIGN線に接続しました。これでエンジンスタート時はいつもノーマルモードです。私がスポーツモードのレスポンスが早いものにしたまま忘れて、嫁さんがいつもと同じようにアクセル踏んでロケットスタートする可能性が無くなります。
あと、バッグ時にもアクセルレスポンスが鋭くなるので、バック時にノーマルモードに自動的に戻る配線もありますが、説明書では通常は必要ないとのことでしたので配線していません。実際に使用して、バック時にも若干レスポンスが上がった感じはしますが、わざわざノーマルに戻さなくてもよいぐらいの感じです。
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