アライメント調整しました
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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大阪府で老舗のアライメントサービス専門店、堺市のフジイアライメントサービスにて、オーリスのアライメント調整をお願いしました。
フジイ社長は関西では知る人ぞ知るアライメントの匠です。
たくさんのレーシングカーや古今東西の車を手掛けて居られます。
アライメント調整は特にって訳では無いのですが、2年間の使用した車の整体のような感じですね。
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入庫したカットです。
いよいよ始まります。
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調整中です。
レーザー測定器のような最新機材ではありませんが、使いこなせない最新機材よりも個人的には職人気質を感じるこちらのような機材の方が安心します。f(^_^;
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フロントから見たら結構カッコ良いですね。f(^_^;
最近雰囲気が出ました。
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車左側のキャンバーを揃えました。
一直線に揃って居ます。
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当然、車右側のキャンバーも揃えました。
MYオーリスは前後揃って無かったからです。f(^_^;
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具体的な作業目的は、前後キャンバーを揃える。
トーインに整える。
フロントにキャンバーを着ける。
リアもトーイン、キャンバーを付けて…と思っていましたが、結果的に一番普通の角度の右側リアに揃えるセッティングに相成りました。
《※:以下からは長文です。スポーツ走行されない方には難しい内容です。》
リアのキャンバーやトゥーは付かないと言うのが定説のオーリスRS ですが、実際にはキャンバーは-1度、トゥーは0.6ぐらいまではかなり強引に無理すれば持って行けるようです。
ただし、実際にはキャンバーは-0.3、トゥーは0.3ぐらいが現実的なMaxセッティングみたいです。これ以上は脚周り組み付け直し的な作業が要り、一般量販店では難しいようです。
(私のオーリスの場合、左側リアは当てこすりして修理していますので、簡単にこのように数値が出ています。)
フロントはストラットなのでトゥーは割合自由ですが、キャンバーは-0.45ぐらいがノーマルではMaxの様ですね。
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《アライメント調整のまとめ》
180系オーリスのリアがダブルウィッシュボーン車は、スポーツ走行中の限界挙動時にリアバンプしてキャンバーがつき、リアトゥーがバンプするとトゥーイン側にリバウンドでトゥーアウト側に動き挙動が乱れます。(リアコーナー外側がリバウンド、リアイン側がバンプするので、リアがコーナーアウト側に向いてしまう)
それがリアがブレークして出る出るみたいに感じて全然踏め無いですね。
しかしアライメント調整でしっかりキャンバーとトゥーの変化量を見越してセッティングするとリアが踏ん張りメチャメチャ踏めるセッティングに成ります。
それがアライメント調整前の数値です。
接地感は物凄く増して感じ取れます。
ゴーカートフィーリングです。
しかし日常的には若干使いにくかったので、リセッティングしました。(具体的には車輌感覚が分からないので、狭路や駐車場で困った😖💧、イマイチ、ノーズの入りが悪い。)
今度は素直なセッティングで初期回頭性と見た目を両立を狙いました。
リアは踏ん張りますが、限界挙動時にはジリジリゆっくり流れるようになりました。
なので、恐くないので踏んで行けます。
ただし、接地感はかなり減りました。リアのトゥーが減り抵抗力が無いからですね。
高級車的に変化しました。
フロントもキャンバーが付き抵抗が少なくなったからだと思います。
また乗り心地や加速性や燃費や車輌感覚も劇的に向上しました。f(^_^;
日常的には凄く運転しやすくなりました。
これはアライメントによりタイヤが直線的に並び、直進性が上がった為にです。
この辺はトレードオフなので、この数値を参考に各自がベストなセッティングを見つけて、折り合いをつけると良いようです。
あと、アライメント調整するとリフトアップしてサスが伸びきりますので、特にノーマルサスはフィーリングが落ち着く1週間後ぐらいまでは熱くならずに冷静に判断し、失敗したと感覚に捕らわれないようにしましょう。f(^_^;
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