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2017年12月15日 イイね!

新型フリードModuloXの情報をネットで見た感想と妄想(その2)

発売となったので感想。
ハイブリッドの設定があったことは特筆すべき点。考えてみればマーケティング的には当然かもしれない。それ以外は発売前の情報と大きな違いはない。見た目、装備についても事前の情報通り。FFのみなのも残念ながら予想通り。
個人的に最大のポイントだった価格については、これも完全に予想通り。まあ当然のことではあるが。

果たしてどれほどのディーラーがModuloXの試乗車を用意するだろうか。おそらくほとんどないだろう。タイプRなら客の方がわざわざ置いてあるところに出向いて試乗もするだろうし、買いそうな客だと思えばディーラーはどっからでも持ってくるのだろうが、これは所詮フリードである。メーカーもディーラーもそこまでして売る気はないだろう。
メーカー側のコメントとして、「40代がターゲット」と何かで読んだが、「スポーツモデルへの欲求が強い」「一定の支出は可能」というこの年代のマーケティングは間違ってはいないだろうし、試乗もしないでこれほどの価格のクルマを契約するような人がそれなりにいるというのも事実だろう(オーナー批判ではないので悪しからず)。確かに自分も形だけでもスポーツグレードがあれば40代50代にもアピールできるのではないかとずっと思っていたが、今の40代はそれだけ生活に余裕があり走りがウリのクルマに乗らずに買うことがフツーだとしたら、かつてのクルマ好きの40代としては呆然である。
マーケティングに基づいてメーカーの出した答え(というか営利企業としてもはや唯一の方法)が「ModuloX」であり、新しいブランドイメージで、性能または高級感をアピールし付加価値を高め、それを価格に転嫁するというものである。他のメーカーも同じくコンプリートカーという手法を採っているように、短・中期的に日本市場はとにかく高付加価値化が収益上最も重要であり、この年代にどこまでアピールできるか、市場を探っている段階だろう。
ただユーザー側としては当然「価格」と「付加価値」が釣り合っていないと成立しない。この年代にとって走りのグレードの存在はある意味当然ですらあったし、かつてのそういったグレードに対するイメージは相当強いハズである。このクルマように、これほどの価格でこれほど中途半端な(イメージの)モデルには、逆に失望感すら抱きかねない。結局イメージ戦略を間違えているというか、完全にツボを外しているのだ。PR動画でタレントに「カッコいいですね」とコメントさせるあたり、閉口するほかない。
ただまあ、おそらく自分のような人間はメーカーにとって無視できるほどの少数派なのだろう。
ネット上ではおそらく「この中身でこの価格なら安い」などと高く評価する記事が多く出ることだろう。そもそもこういうクルマを客観的に評価しようなどという事自体間違いだし、そもそも世の中的には全くどうでもいいことである。
もちろんこれは時代のせいでもあり、自然の法則でもあり、他のメーカーも同じではあるが、自分にとってはGB3が最後のホンダ車になることは間違いない。
Posted at 2017/12/18 22:03:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2017年12月10日 イイね!

新型フリードの試乗車を運転した感想(2回目)

新型フリードの試乗車を運転した感想(2回目) 前回に比べ厳しめの評価になってはいるが、今回はクルマ好きとしての気持ちの部分が出てしまった感じである。HondaSENSINGだけでなく、クルマとしても競合他車よりは優れているとは思うが、コスパ的なバランスでいうとなんともいえないところである。
やはり価格に対して全体的な「質感」がどうしても引っかかるところだが、これだけ売れているのだから当然メーカーとしては正解ということになるのだろう。「モビリオ」から始まった新しいコンセプトは、大成功を収めたのだ。このクルマもまた自ら市場を切り開いてきたのである。そう考えると、開発陣の姿勢は評価に値すると思う。もちろん将来的には「オデッセイ」や「ストリーム」のような運命を辿る可能性も感じるが、それはそれである意味宿命とも言えるだろう。
Posted at 2017/12/14 21:50:24 | コメント(0) | クルマレビュー
2017年11月25日 イイね!

かつてのクルマ好きから見た日本のメーカーのこれから

失われた20年と言われるなかでも、クルマの価格は上がっている。
バブル期を知る人にとっては、今のクルマのコストカットは明らかである。
コストカットが明らかな中で、いったい我々は何の対価を払っているのだろうか。
環境性能、安全性能、運転支援技術といった一昔前との明確な違いは確かにあるが、コストカットと価格上昇を合わせた分がそれに当たる、ということでは全くないだろう。
価格とはコスト+利益であり、どこまでコストをかけるかも、どこまで利益を乗せるかも、売る側の考え方である。
日本でクルマを買うのは団塊ジュニアまでで、それと比べればその先はもはや大変なことになるのはとっくに判っていることだ。若者にクルマを売る努力が足りないという論調もあるが、わざわざカネもない、数も少ない相手をターゲットにするというのは、普通の営利企業にとってはあり得ないだろう。
この事自体は日本の構造的な問題であってメーカーの責任ではない。一言で言えば時代のせいである。
となれば売る側は今のうちに利益を上げようとするのが当然である。まして今はまだ高いクルマがバンバン売れているのだ。少しでも高く買ってくれる客をターゲットにするのもまた当然だ。今のクルマの価格は、まさにそれを顕しているのである。
メーカーにしてみれば、日本市場は種を巻く時期はとっくに過ぎ、必死で刈り取らなければならない時期である。遊んでいるヒマは全くないのだ。
関係するマスコミも、「この内容でこの価格ならむしろ安い」などと言った記事ばかりで、業界全体が必死であることが伺える。
こうなるとまず売れるクルマを作るという傾向はますます強くなる。
数が売れないスポーツカーは、逆にその指向性を利用して付加価値を上げる。
ターゲット向けのクルマも、少しでも付加価値を上げて高級化する。
その裏でコストカットを徹底し、車種も減らす方向へと向かっている。
企業として成熟したメーカーが、当然の如く利益を最優先するようになった結果、選択肢は減り、フツーに楽しいクルマはなくなったということであり、それはごく自然な流れなのである。

日本でクルマが売れなくなれば、海外に目を向けるのはメーカーとして当然だ。そして日本メーカーが日本市場を相手にしなくなると、日本の消費者も日本メーカーを見なくなる。そうしたスレ違い、ボタンの掛け違いというのは、一つ間違えただけでもそのままにしておくとどんどん元に戻すことが大変になってくる。今はまだ日本人にとって日本メーカー以外の選択肢は当たり前とは言えないが、それこそこの先どうなるか判らない。日本の電気製品と同じ構図である。
しかし、である。電気製品で言われるところの「ガラパゴス化敗因説」からすれば、今の自動車メーカーの「グローバル化」「脱ガラパゴス化」という方向性は、間違ってはいないのかもしれない。極端に言えば、将来性のない日本市場などどうなっても構わないのだ。これも全て自然の法則であり、メーカーを責めても仕方ないのである。
ただこれもよくよく考えてみれば、自分のような一部のクルマ好きにとっては、むしろいい方向なのかもしれない。なぜなら今の日本で売れるクルマはあまり面白くないか、価格が高すぎるかのどちらかなのである。もしこの先日本市場向けのクルマがなくなり、世界基準で作ったクルマしかないとなれば、もしかしたら今より楽しいかもしれない。また逆に幅広い海外メーカーが日本でフツーの選択肢となるとすれば、クルマ好きにとってはたぶん悪いことではない。どのみちもうかつてのようなクルマを日本メーカーが作ることはないだろうし、世界中を見渡しても生まれてこないかもしれない。生まれるてくるとしたら、もしかしたらいわゆる新興国からかもしれない。全てのものは過去に戻ることはできないのだ。
そう考えると今はまさに最も閉塞した状況であり、最もクルマの価格が高く、最もクルマが面白くない時代なのかもしれない。
そして自分達の年代が市場から退場する頃には、新しい時代がやってくるのである。その時クルマは、面白くなり価格も安くなるか、不要になるかのどちらかだろう。
Posted at 2017/11/25 20:41:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2017年11月21日 イイね!

新型フリードModuloXの情報をネットで見た感想と妄想

情報が出ていたので少しだけ感想。
まず外見。基本的にステップワゴンのModuloXと統一している感じだが、正直物足りない。空力というのも大きなコンセプトらしく、これがデザイン上の特徴ということになるのかもしれないが。
その意味では内装も同様。NシリーズのModuloXの専用装備であるステアリング、シフトノブ、シートの3点セットはこの手のモデルにとって20年前からの定番なのだが、なぜかもう一つ伝わってくるものが薄い。ステップワゴンの方は走りに関係ない装備ばかりで更にピンとこない。これならむしろノーマルと同じかワンポイント程度の差別化で充分だったようにも思える。
ただまあ大事なのは中身である。
ステップワゴンの走りはノーマルでもそれなりに評価されているが、フリードはその点全く評価されていないので、逆にModuloXの存在意義は大きいだろう。
エンジンはおそらくハイブリッドではなくガソリンになると思われるが、となれば一応フィットRSとも同じなので、「スポーティ」ということにはなるのかもしれない。以前試乗した限りではまあまあ元気な感じではあったが、エンジン音がかなりイマイチだったのでなんとかしてもらいたいところ。
そして一番の問題は価格とのバランスである。
ステップワゴンの場合はその意味で完全に無意味だった。「ホントはノーマルでこうしたかったんだろう」「とてもよくできたノーマルという感じ」というような専門家の論評をネットで見たことがある。確かにそう感じたのだろうし、それが事実なのかもしれないが、この価格でそんなこと言われても、自分のようなユーザーにとっては「なんだそれ」という感じである。いったい誰のために作ったんだと思ってしまうが、当然メーカー的には誰かのために作ったのであり、それが自分にはよく理解できないというだけだなのだが。
ましてコンセプトである「四輪で舵を切る」ことの対価がここまで高価だとは全く思わないし、むしろ普通に求められて当然のことに過ぎないとすら思う(ミニバンは別なのかもしれないが)。結局、いわゆる「コンプリートカー」としての付加価値としてはこれくらいは必要、というところまで中身も価格も持って行ったということになるのだろう。
よくよく考えると確かにこれは「コンプリートカー」であり、メーカーの通常モデルではやらない、やれない、やる必要がないということになる。別に売りたい訳じゃない、カネのある人に買って欲しい、それだけなのだ。他のメーカーもやはり同じような形をとっているし、今の時代これが普通のやり方なのである。
フリードModuloXが市販されるのであれば、実際にフリードの購入を検討している人にとってまともな選択肢になり得るようなモノであることを願っているが、価格的には同じような考え方になることはまず間違いなさそうだ。
Posted at 2017/11/22 21:27:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2017年11月20日 イイね!

スパイクのタイヤ交換

スパイクのタイヤ交換スタッドレスタイヤに交換したが、そういえばスパイクに乗ってからはタイヤを交換しても全く感覚が変わらない。
ブレーキやコーナリングの話ではない。
前のクルマは走りだした瞬間、はっきり感覚が違った。スタッドレスはフワフワした、夏タイヤはダイレクトな感覚が、フツーにステアリングを通じて伝わってきた。
靴を替えるのと同じで、夏タイヤに替えるとやはりちょっとテンションが上がった。
もちろん替えた直後だけですぐに慣れてしまうが、所有する軽でも同じ感覚がある。
要するにこれも、ステアリングインフォメーションが・・・という話である(しつこい)。

ついでにいうと、スパイクはエンジンオイルを交換しても全く何も感じない。値段の高い安いではない。
クルマに乗っている時間も全然短くなったし、自分の感覚が鈍くなったのかもしれない(たぶんオートマ(CVT)だからだと思っているが)。
まあこういう感覚的なものは微妙なものではあるが、失ったものは強く感じるというのが人情だ。
30年前は、クルマ用品や消耗品が溢れていた。エンジンオイル、タイヤは当然、エアフィルター、スパークプラグ、バッテリー等々・・・。高価なものもあったが、結局どれだけ違いがあるのかよく判らなかったものも多い。だからといって全て無意味だということがいいたい訳ではない。所詮趣味の世界だからそれはそれで別にいいのだ(「みんカラ」自体まさにそういうものだ)。そのおかげで(?)、30年後判るようになったものも、少しはある。
クルマ好きにとって楽しさとは、こういうどうでもいいような部分が、実は結構大切なのかもしれない。
ただ、今はもうムダにカネはかけられない。だからこうしてただ昔の話ばかりしているのだ(ここまでいうとちょっと悲しすぎる)。
Posted at 2017/11/20 20:26:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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