
スタッドレスタイヤに交換したが、そういえばスパイクに乗ってからはタイヤを交換しても全く感覚が変わらない。
ブレーキやコーナリングの話ではない。
前のクルマは走りだした瞬間、はっきり感覚が違った。スタッドレスはフワフワした、夏タイヤはダイレクトな感覚が、フツーにステアリングを通じて伝わってきた。
靴を替えるのと同じで、夏タイヤに替えるとやはりちょっとテンションが上がった。
もちろん替えた直後だけですぐに慣れてしまうが、所有する軽でも同じ感覚がある。
要するにこれも、ステアリングインフォメーションが・・・という話である(しつこい)。
ついでにいうと、スパイクはエンジンオイルを交換しても全く何も感じない。値段の高い安いではない。
クルマに乗っている時間も全然短くなったし、自分の感覚が鈍くなったのかもしれない(たぶんオートマ(CVT)だからだと思っているが)。
まあこういう感覚的なものは微妙なものではあるが、失ったものは強く感じるというのが人情だ。
30年前は、クルマ用品や消耗品が溢れていた。エンジンオイル、タイヤは当然、エアフィルター、スパークプラグ、バッテリー等々・・・。高価なものもあったが、結局どれだけ違いがあるのかよく判らなかったものも多い。だからといって全て無意味だということがいいたい訳ではない。所詮趣味の世界だからそれはそれで別にいいのだ(「みんカラ」自体まさにそういうものだ)。そのおかげで(?)、30年後判るようになったものも、少しはある。
クルマ好きにとって楽しさとは、こういうどうでもいいような部分が、実は結構大切なのかもしれない。
ただ、今はもうムダにカネはかけられない。だからこうしてただ昔の話ばかりしているのだ(ここまでいうとちょっと悲しすぎる)。
Posted at 2017/11/20 20:26:48 | |
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