インタークーラー圧損低減加工
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
インタークーラーの圧損低減加工です。
既に、たくさんの方が施行されているネタですが、私も遅ればせながらやって見ました。
2
車両からインタークーラーを下ろしてタービンがつながっている側のかしめをドライバーを使って緩めます。
(車載状態でフロントからエンジンルームを見て左側)
1箇所を一気に緩めるのではなく、少しずつ全体的に緩めていきます。
3
かしめを緩めるとパカっと樹脂の部分が外れます。
ここには、ラバーのパッキンが入ってますので無くさないよう注意してください。
見てみると、インナーパイプの端が長丸の煙突のように立ち上がっています。
確かにこの形状では、結構、圧損が出ているように感じます。
4
Amazonで買った5ミリのアルミパイプです。
長さを65ミリでニッパーを使ってカットするのですがいい具合に断面が潰れてくれます。
5
カットしたパイプをインタークーラーのインナーパイプの立ち上がり部分の間にぱこぱこはめていきます。
6
後は、はめたアルミパイプをインタークーラーのインナーパイプの立ち上がり部分でアルミパイプを挟んで固定するように変形させます。
私は、樹脂製の内装剥がしで大まかに広げた後、手持ちのラチェットのグリップエンドの丸くなった部分でしっかり密着させました。
7
後は、元に戻すだけですが、この時もかしめ部分はウォーターポンププライヤーで少しずつしっかりかしめます。
また、緩める時に若干の歪みが出ていますので、プラスチックハンマーなどで軽く叩きながら形を整えながらしてあげると綺麗にできます。
そして、最後にこれもやっている方がいますが真似っこでやりました。
ボロンナイトライドという、本来は離型剤に使うものらしいのですが、これを塗布することで表面積が増えて冷却効率が上がるそうです。
私の場合は、インタークーラーのフィンの潰れを修正しているのですが、それでも光の当たり方で修正箇所が見えてしまっているのをこれで誤魔化した?!というのが大きいです(⌒-⌒; )
(白いパウダー状のスプレーなので小さな凹凸があり、光が乱反射することから、コアの歪が分かりづらくなります)
さて、肝心の効果ですが・・・
こんな簡単な作業でこんなに効果を体感できるなら、もっと早くしとけばよかった!と思うほどです。
コスパは結構いいと思います。
もちろん、劇的?!というほどではないですが体感できます。
特に、低速域でのトルク感は増したと思います。
さほど踏み込んでいないのに、なんか車が元気になってる??感じ。
また、タービンにも、優しいのかなと思います。
というのは、このレヴォーグはインタークーラー後のインマニでブースト圧を測ってブーストコントロールしています。
で、アクセル踏み込んでecuが「この踏み込みならブースト0.8だ」とコントロールした時、タービンでは0.8キロ加圧していたとしても圧損のせいでインマニでは0.6しか出てなければecuはもっと頑張らんかい!?とタービンに更なる過給命令を出す。
やっとインマニが0.8になった時タービン自体は1.1位がんばってるかも??
(ここでいう数値は私の勝手な妄想ですが(⌒-⌒; ))
と思ったり。
あ、インタークーラー外す時にあまり上下に揺すらない方がいいです。
あまりぐりぐりやると、コアがインタークーラーの下にあるホースに接触して簡単に潰れます。
8
有名社外品のインタークーラーには及ぶわけはないにしても、結構いい感じになります。
正直、純正インタークーラー侮りがたし!
といった感じです。
ちなみにこの画像は、インタークーラーでは超有名なARCさんのインタークーラーのIN側の画像を拝借しました。
ご覧のように、ファンネルというかテーパー状に奥にいくに従って狭くなっているのがわかります。
今回のいじりはまさにこれに近づけようというものです。
純正ではコスト面からここまではできないんでしょうね。
ところで、この加工は入口側のみしかしていません。
画像はありませんがARCさんのインタークーラーの出口側はテーパーではなくフラットに加工されています。
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