エンジンマウントのリサイクル その6
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
フライスに乗っけて穴あけです。
穴位置を最初下側にズラすつもりでしたが、よくよく考えたらこのマウントはエンジン本体に取り付けるので下側だと上がってしまいます。
なので、上方向に開けないといかん。
で、ズラす数字も10ミリの予定でしたが、設計し直したら5ミリ位しかズラせませんでした^^;
純エンジンマウントブッシュは下方に穴中心が5ミリずれて設計されてました。
エンジンの重量で中心に来る様になってるのかな?なんて思い、んま、現状5ミリでも下側にエンジンが下がるならクリアランス取れるかな?と。
ブッシュが固くなれば振れも減るはずだし、いけるはずだ!と自分に言い聞かせ進める事にしましたw
2
ズラした穴の内径を旋盤で開き、穴を拡大していきます。
3
一気に拡大すると抵抗がでかくふっ飛ぶ恐れがあるので、径20ミリ拡大したら反転させて拡大のやり方で寸法を1ミリ小さいサイズまで拡大していきます。
4
拡大終わり。
で、流用ブッシュの外側が7ミリ短いので、左右に3.5ミリずつ隙間を埋める必要があります。
最初は奥行きに3.5ミリ残して拡大しようかと考えましたが、ブッシュを抜く際が面倒かな?と考え、んじゃ、溝入れて内径にリング入れる?とも考えたが丁度いいサイズがあるかも分からん。
簡単に出来て、整備性に差し支えない様に作るとなると、貫通穴で左右に蓋する形が無難かな?と3.5ミリで段差付ける事にした。
5
蓋と隙間を埋める物作製。
間に物を入れて蓋をする際は真ん中の部分を0.2ミリ程長くしときます。
キッチリで作ると真ん中に入る物がその寸法で出来てるとは限らないからです。
それが公差と呼ばれる加工範囲の数字。
図面に全て公差が記載されてる訳じゃありません。
公差が記載されてる部分は重要な所であり、入ってない所はそこまで抑えなくとも大丈夫と言えます。
そういった所は+−で0.1ミリとか誤差が製品にはあります。
−公差なら入りますが+公差だった場合は入りません。
なので、+公差を前提に少しゆとりを作っておきます。
で、段は深さ3.4ミリにしました。
6
この蓋までブッシュぶち込めばOK。
7
真ん中のボルト通す部分を作り切り落として全長決め。
内径はブッシュのリングと同じにしました。
8
組み付けるとこんな感じ。
蓋に4つ穴開けて、ボルトで固定すればいいかな?
次は反転させてブッシュが入る所仕上げて反対側にも蓋の段差付ければいいかな。
形なってくると楽しさ倍増ですw
続く
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