フロントドアデッドニング

この整備に必要な工具
デッドニングキット、ドライバ、ハサミ、カッター、養生テープ、マッキー、防音材を貼り付けるヘラ、パーツクリーナー、気合と根性

みんカラみてても自分でデッドニングしてる人があんまりいないので自分なりにやりました

まずはドアパネルを外します。
具体的なやり方は、TomiTommy103さんの記事参照
https://minkara.carview.co.jp/userid/2387588/car/3031611/6226587/note.aspx
この時マッキーでドアパネルとインナーパネルの境目に線を入れておくと後々楽です。
インプレッサと比べるとビニールすら分厚い事にビビる。
あとは白い防音用っぽい板もついてるし、EPDMのシートが付いてたり、クリップにもスポンジゴムが付いてカチャカチャ音を徹底的に防いでいる
とりあえず観察はこの位にしてビニールに制振シートを切りたい大きさマッキーで線を引きましょう

マッキーで引いた線よりちょっと大きめにハサミでカットします。
その後インナーパネルに残ったビニールは勢い良く(ここ重要)剥がしてしまいます。勢いが足らないとブチル接着剤がうにょーんって伸びちゃうので勢いが大事です。残っちゃったブチル接着剤には養生テープとかガムテープを貼り付けて勢いよく剥がせば取れます。
スポンジゴムのシートはスピーカー上のやつだけは剥がさないで置いたほうが後が楽です

その後白い防音パーツを剥がします
青いクリップで止まっているほうは割と取り外ししやすいです。白い方はクリップとつながる部分を壊す覚悟で行かないと無理でした。白いクリップはどこかのタイミングでインナーパネルから外しちゃってください。戻すときはクリップは白い板側につけておきます。
あとはスピーカーも取り外し。
インパクトビームが2本あるのでちょっと大変だなぁって思いました。

アウターパネルに防音材をひたすら貼っていきます。
自分は左の青く囲ったあたりに貼っています。
それ以外の箇所もコンコン叩いて響きそうな箇所には余り物のレジェトレックスを貼り付けました。
明らかに1枚分は制振シートが余る感じがしたのでスピーカー裏にも制振シート貼り付けました。スピーカー裏は吸音スポンジも忘れずに。

青いクリップで止める白い板はこの段階で戻します。その上から制振シートをべったりと貼り付け。
白いクリップで止める白い板は戻す前に制振シートを貼り付けておきました。そこからボディに戻します（写真の状態）そのあとに白い板の外淵とインナーパネルを短冊状に切った制振シートで封印。

余った端材を活用してクリップ以外の穴という穴を封印していきます。
これは何か所か穴が残っちゃってるので失敗っちゃア失敗。
スピーカー周りとか50Hzくらいの正弦波を流して揺れる箇所に追加で制振シートをどんどん追加していきましょう。とはいってもレヴォーグだと初期状態でも結構優秀なので使わないかもしれないですが

ゴムスポンジ戻したり、内装パネルとインナーパネルの間の振動を抑えるスポンジゴム製のテープを貼り付けてからドアを戻していきます。
レヴォーグはインナーパネルと内装パネルの形がちょっと違う部分があるので最初にマッキーした線を頼りにテープを貼り付けて行きました。
あ、写真は後部ドアの写真流用してます

最後に内装を戻していって作業終了です。写真撮り忘れたけどもともとついてた黒いゴムスポンジシートも裏側に両面テープを貼り付けてアウターパネルに貼り付ける形で元の位置に戻しました。
だいたい6時間くらいかかりました。やっぱり時間かかる。
試走した感じ静かになるし、オーディオも格段にいい音になるので割とお勧めです。
純正スピーカーでもデッドニングしたら結構重低音も出るようになって社外スピーカー？って疑いたくなるくらいの音は出るようになったので、しばらくはこれで様子見でいいかもしれない。スピーカーもハイレゾ対応とかの高いやつしかないししばらく使っててもいいかなーって印象です。。

なお、デッドニングは時間もかかるし重労働なのでこの時期には貼らない事をお勧めします。自分はやっちゃいましたけど暑さもあってすごく疲れました。
フロントドア2枚で6時間ちょいくらいでした。