以前からの不具合｢キンコン｣

かれこれ2年程前より、速度警報装置、通称｢キンコン｣の音色が怪しくなっていた我がクラウン。メーター読み110キロ程が丁度100キロという状態なので、高速道路走行中は基本的に鳴りっぱなし。きれいに鳴ってくれれば良いのですが、今の鳴り方だと騒音にしかなりません。動画がアップ出来ないので文字で書きますが、｢キンコン、キンコン、…コンコン、チャン、チャン、コン、キコン、チャンチャン、コキチャン｣みたいな鳴り方をします。(因みにチャンは高音と低音が同時に鳴った音)特にカーブを曲がる時や段差を乗り越える時が酷いので、恐らくチャイム本体を換えたら直るだろうと、比較的簡単に考えていました。
ところが、部品取り車からチャイムを外し、交換しても直りません。ならメーターか？と思い、メーターを入れ替えてみる。すると直ったではありませんか。しかし部品取り車のメーターでずっと乗るわけにはいかないので(メーター改ざんになりますから)メーターを修理します。(決してキンコンを外す事は考えてません。鳴ってこそ80車です。)

写真上側のバラしてるメーターが部品取り車の、手前バラしてないのが実車のです。まず部品取り車のメーターをバラして構造を確認。事前に配線図は見てましたがイマイチ作動が解らなかったもので…。仕組みを理解したら実車のメーターをバラす。

これがスイッチ部。これが断続的にオンオフして｢キンコン｣となります。

外したスイッチ。接点が焼けてます。グリスも古くなった真っ黒いのがかちばってます。とりあえずは接点を磨いてグリスを塗り直して組み付け。これでダメならスイッチを換えるとしましょ。

ついでに水温計と燃料計も部品取り車のと換えておきます。水温計はまん中より少し高くなるのが、サーモとラジエータ換えても直らなかったためで、燃料計は満タンに給油しても満タンにならない。貧乏ランプが点灯する位置が以前と変わったためです。これで直れば原因はメーターだったとなります。

組み上げて試運転。
お！直ってる(^^)vと思ったのも束の間、3回鳴った後またおかしくなる（ ＴДＴ）しかも時々全く鳴らなくなる時がある。修理失敗。でも鳴り方は前と確実に変わってるので、原因がスイッチであることは確実になりました。再修理は次回にします。