冷間時始動不良&ｱｲﾄﾞﾙ不安定修理

母から｢朝ものすごくエンジンがかかりにくい。かかっても止まりそうになる｣と。
診てみると、クランキングを長めにしてると、ちょくちょく初爆がある程度。何回かやってるとかかったものの、アイドリングも不安定。
しかしゆっくりアクセルを踏み込んでいくと吹け上がるものの、急開するとストール。
けど片打ちしている感じではない。

さてどうしたものか。

とりあえずプラグを診てみると全然ダメ(笑)
片イリジウムですが接地極側がボロボロです。
なのでプラグは新品に交換。

しかし症状は改善されず。
はて、どうしたものかなぁ。チェックエンジンは点いてないし。

でも調子が悪いのは冷間時だけ。暖まると元気になります。
不調の感じは燃調が薄い時のような感じ。
でも電スロ車なのでISCはついてないし。

ここでふと気がついた💡

冷間時なのに低水温ランプが点いてない!!

でもキーONで3秒は低水温も高水温も点いてるからメーターの故障ではない。

となると水温センサーが怪しくなってきます。
とはいえ、診断機がないので現在水温が
何度で入力されているのかはわかりません。
そこで水温センサーのコネクターを抜いてみたり、意図的に線間短絡させてみましたが、エンジンチェックが点灯してファンが強制駆動される位で不安定さは変化なし。
フェールセーフかかったらもうちょっと症状変わっても良さそうなものですがね。
そのまま走りに行くと、この真冬なのにちょっと走ればファンが回り出して止まらなくなりました。

色々考えてみましたが、水温センサーの特性ズレだろうと決めつけます(笑)

で、センサーを交換しようと思ったらまさかのサーモとサーモケースも一体物(×_×)
こりゃ高くつきますね…。

しかし社外品で安くありました(笑)
助かりました。
交換してエア抜きして終了。
ちゃんと冷間時は低水温も点灯するようになり、症状も治りました。

診断機なくても昔のキャブ車の頃の問診の仕方でなんとかなりましたね(笑)