
レースの後、合同オフ会の準備でバタバタして、とても手をつける余裕がなかったレース報告ですが、ようやく一息つきましたので、これから順次アップして行こうと思います。
今回は、長い長いプロローグがあり、前回よりも遥かに長文になるかと思いますので、何度かに分けて書いて行きます・・・😅
6月の岡山国際サーキットでのレースの後、レース活動はすっかりお休み状態で夏を過ごし、9月になってようやく重い腰を上げて再始動となりました。
本来は、10月前後からの始動、という予定でしたが、『Option』の取材要請がFlatwellにやって来て、9月9日にセントラルサーキットで和田Q選手が足廻りを一新した大社長号をテストする事になり、それではそこに便乗して、少し予定より早いものの、11月23日のレース向けての再始動をしよう、という事に相成りました。
このセントラルサーキットテストに向けて、大社長号は、サスをFlatwellとRS★Rのコラボで作った新型に変更し、発売第1ロットのATSのレース用のLSDを投入して、更に水冷OILクーラーとサブラジエターに車体の補強まで、とガラリとモデルチェンジしました。
ここまで、akio号と常にほぼ同じ進化でやって来ましたが、ここから大社長号がFlatwellの先行試作車で、akio号がその市販モデル的な位置づけになって行き、見た目以上にお互いの仕様はドンドン異なって行く事になります・・・
6月のレース後、ライバルであるMC平田選手も44Gヨシタク選手もATSのLSDを入れる、と聞かされていましたので、仕方なく私も入れざるを得ないと観念しており、セントラルサーキットのテストでLSDのシェイクダウンをする大社長号に、和田Q選手のドライブの後に乗せてもらう事になりました。
この時のテストでは、タイヤもZESTINOの新型をテストする事になっており、初めてドライブする完全ブランニュー状態の大社長号の乗り味を楽しみにして臨みました。
テストでは、気温29度の下、和田Q選手が1分41秒1で走って来て、足に関しては絶賛のインプレを残して大社長号のドライブを終えました。
ただ、正直なところ、GTドライバーのドライブで一体どんなTIMEが記録されるのだろう、とワクワクしていた側からすると、期待外れのTIME(こちらは、5月のレース前日のテストで39秒台に入っていたので・・・)に、やや拍子抜けとなりましたが、取材も全て終了した午後から自分がドライブしてみたら、合点が行きました。
30分枠の前半を大社長が乗り、途中で交代して、初めて乗る大社長号をテストしてみて、3ヶ月ぶりのサーキット走行と生まれて初めて経験するLSDの違和感に翻弄されたとは言え、私のTIMEは41秒8で和田Q選手の0.7秒落ち(ベストの2秒落ち)・・・自身のドライビングもさる事ながら、大社長号のサルーンのような全体的にシットリとしたフィーリングと、伸びを欠くストレートスピードに、これでは確かにTIMEは出ない、と実感させられました・・・😅😅
急遽入ったこのテストと同時進行で、2日後に愛知県のスパ西浦MPで開催されるK–CARミーティングのS660トロフィーに、大社長号のテストを兼ねてFlatwellのRYU1選手が出場する事になっており、セントラルサーキットから戻って、あれやこれやと原因を探る中で、行き着いた主要な原因が、ZESTINOの過剰なグリップと重さにある、となり、スパ西浦には使い古しのNEOVAに履き替えて臨む事になりました。
そのレースでは、RYU1選手が圧巻のドライビングで、HKSのGTタービンを投入して110馬力以上を絞り出して来ていると言われていたPANDORA号と、こちらと同じくATSのLSDを装着して来ていた44G号(タービンはこちらと同じくノーマル)を、ブッチギリで退けて優勝し、いくつかの貴重なデータを得られる事になりました・・・
TO BE CONTINUED
Posted at 2016/12/07 11:18:30 | |
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セントラルサーキット | 日記