エアバッグ及びエンジン警告灯点灯修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
1か月くらい前からエアバッグ警告灯点灯
そして1週間前にエンジン警告灯点灯
のダブルパンチです(笑)
2
ディーラーで故障診断のみ依頼しました。
エアバッグ警告灯はスパイラルケーブルの断線
エンジン警告灯は、電子スロットルのアクチュエーター不良
でした。
どちらも定番トラブルのようですね。
ちなみにスロットル不良に関しては、フェイルセーフが掛かっているような状況で、アクセルをベタ踏みにしても原付スクーターくらいの加速感、普段より回転数が2倍くらいになる。
といった症状でした。
3
スロットルを交換します。
ちなみに新品部品はアッセンブリーで7万円超え
リビルド品等も存在するようですが、
いつまで乗るかもわからない車なので今回は3000円の中古品(動作確認済みのもの)を購入しました。
取り付け自体はすごく簡単です。
赤◯の3箇所でインテークパイプが外れます。
その後はスロットル本体のカプラーを外し、
車体前方側についているウォーターライン(冷却水の水路)を2箇所外し、
スロットル本体を留めている8mmのボルト4本を外すだけです。
4
ウォーターラインに関しては、ボルトを差し込む等でエアの混入をある程度防げると思います。
本来はエア抜きまでしっかりする必要があると思いますが、今回はやっていません。
ガスケットに関しても、再使用はNGですので交換すべきですが、ゴム製?のようでしたし、ターボ車というわけではなかったので再使用してしまいました。
5
左が今までついていたものです。
かなり汚れていますので、汚れが原因の可能性もあるかもしれませんが、指でスロットルの弁を動かしてみたら若干の引っ掛かりを感じる時がありましたので、やはり故障していたのかもしれません。
逆の手順で組み付けて終了です。
組み付け終了後は、警告灯が消えていました。
作業終了後は、
スロットル全閉位置学習
急速TAS学習
を行いました。
やり方はググれば出てきますので割愛します。
6
続いて、スパイラルケーブルを交換しました。
まず、エアバッグ本体を外します。
取り外しは、ステアリング裏側の左右にある穴に棒を突っ込むと手前側に外れます。
これが意外と難しい…
片方ずつ外してもうまく外れませんでしたので、タイミングを合わせて両方同時に外すのが良さそうです。
ホーンが鳴ったらうるさいので、バッテリーを外しておきました。
エアバッグが手前に外れたら、ホーン及びエアバッグのカプラーを外します。
7
ステアリング本体を外します。
あらかじめセンターをしっかりと出しておき、19ミリのナットを緩めてステアリングを左右に揺すったらあっさり外れました。
スプラインがテーパー状になっているので、通常はプーラー等を使って外さないとシャフトを痛める原因になりますが、あっさりと抜けて拍子抜け(笑)
8
コラムカバーを取り外します。
コラムカバー裏側5本のネジを緩めたら、あとは爪を外すだけです。
その次にワイパー、ウインカーレバーを取り外しました。
各レバーは、爪2箇所で留まっているだけですので、爪2箇所を押さえたまま引き抜くだけです。
9
レバーの爪の位置です。
10
ここまで外したら、スパイラルケーブル下部のカプラー2本を抜きます。
11
カプラーを外したら、スパイラルケーブル自体は、左右2箇所のプラスネジ及び上部の爪一箇所で留まっているので手前に引き抜けば外せます。
左側純正
右はオークションで購入した送料込み3500円の物です。(日産純正部品、MADE IN JAPAN等の記載がありましたが、おそらくコピー品?粗悪品とまでは言いませんが、JAPANクオリティとは思えませんでした。)
ちなみに純正新品は20,000円くらいしたかな?
12
あとは、逆の手順で組み付けて終了です。
13
エアバッグ警告灯については、取付後もエラーコードが残っていたためか、ランプは消えず…
14
こちらの手段を試したところ無事に消えました。
組み間違えもしくは粗悪品ではなくホッとしました(笑)
15
今回の作業において、
スロットルは中古品
スパイラルケーブルは社外品
を使用しましたが、いずれも動作に全く問題はございませんでした。
作業方法に関しては、当方素人ですし、手抜きをしている部分も有るので参考とされる場合は自己責任としてください。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク