経年汚れを落として診よう!(スト-ンガ-ド編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
新車から10年経がち、20万㌔を過ぎました。
経年汚れを落として診よう編
3回目♬
古い箇所を直し車を綺麗に維持って行きましょう(^^)/
今回はスト-ンガ-ド編。
こちらが10年経ったストンガ-ド、左リアドア。
純正、傷防止のプロテクションフィルムですね。
経年劣化により・・・
周辺には黒い汚れが出来て、
フィルムには沢山の罅が(>_<)
2
こちらは右側リアドア。
フィルム周辺には、同じく無数の細かい罅が入っております(/o\)
このままだと、車が更に古く見えるので綺麗にして診よう思います。
今回貼り替えでは無く、剥がすまでの工程を行います。
フェンダ-側に在るフィルムは、以前剥がし済みです。
同じ形状を型紙に採って置き、シートカット機にて作成。
カ-ボンシ-ルにて貼り替えてあります。
3
今回使用した道具です。
・ヒートガン
ミス映像なしです・・( ˘ω˘)スヤァ
・ペンチ小(ギザギザなし)
・プライヤ-小型
・マスキングテ-プ
・ジラコヘラ
・シリコンオフ
・エンブレム剥がし材(刷毛付き)
・コンパンド(鏡面磨き用)
・簡易コ-ティング剤
4
作業の特徴として
ジラコヘラを使用します。
耐薬品性に優れたポリアセタール樹脂性ヘラです。
パテ付け、のり付け、フィルム貼り、汚れ落し等、補修作業等に使います。
硬めのヘラですが、ヘラ先には適度な腰があります。
建築用および車両用に適してます。
傷が付きにくい素材で出来ているので便利な道具です。
別の作業ですが、オ-デオ交換等、内装剥がしに道具の先端が、パーツの隙間に入り易く、頻繁に使用していますょ♬
5
シ-ル部分を剥がして行きます。
①スト-ンガ-ドの周辺、黒い汚れの部分にボディ-との隙間が在ります
のでそこから剥がして行きます。
②フィルムをジラコヘラで剥がして行きます。
ゆっくり剥がし、フィルムのしろが大きくなるように剥がして行きます。
剥がしたフィルムをプライヤ-で優しく掴みます。
③フィルムの剥がしろと、ボディ-との間の部分に、ヒートガンを使い糊部分を温めていきます。
④設定温度は、約80℃~110℃付近に温め、シール部分ををプライヤ-を使い剥がして行きます。
剥がしては畳み、剥がしては畳み・・・を繰り返して、なるべくフィルムが千切れない様に注意しながら剥がします。
⑤写真は剥がした後の写真です。
ここまで来るのに、片側2時間ぐらいかかりました(笑)
フィルムが劣化して罅が多く在ったので、そこから細かく千切れてしまい剥がす時間が掛かりました。
6
⑥剥がした後に残った糊を落とします。
最初はシリコンオフを使用します。
使用する前にマスキングを使い、スプレ-がかかっては不味い箇所にガードをします。
下の箇所のステン部分、フェンダ-部分、カ-ボンシ-トをマスキングします。
⑦シリコンオフをかけて、軽く指先で周辺に塗り広げます。
糊が柔らかくなった処で、ジラコヘラを使い、ふやけた糊を採っていきます。
⑧広範囲を落とすのではなく、分割して小さい範囲で集中処理すると、溶けた糊が伸びず、乾かず、簡単に落して行けます。
⑨シリコンオフで糊を掃除しても、糊跡は完全には落としきれません。
固着した糊跡が多少残るので、エンブレム剥がし材を使い、一か所ずつ刷毛塗り、糊跡を剥がしていきます。
⑩溶剤を沢山使用しているので、塗装面が傷みます。
水洗いを行い綺麗に拭き取ります。
⑪鏡面コンパンドを使い、ストンガ-ド周辺に出来た、黒い汚れ跡と、ステッカ-跡を完全に落し、ボディ-表面を磨きます。
⑫磨いた後、ボディ-コ-ティング
を施工し剥がし作業終了です。
フィルム跡も無く、綺麗に落す事が出来ました。
7
劣化したスト-ンガ-ドも無くなり、経年汚れ箇所を無くす事で、古臭さを無くす事が出来ました。
今回の作業は時間が掛かる為、2日掛けて作業(;´∀`)
1日片側ずっ・・。
作業に低い椅子がると、腰にも負担が掛からず楽に出来ますょ(^^♪
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