ROWEN製ステアリングへ交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
いつもの通りヤフオクをパトロールしているとS4前期に適合するステアリングの出品が!
純正のステアリングはステッチが長年の手垢で黒ずんできたり、革の表面がテカってしまったりと古そうな感じもあり、頭を悩ませていたところでの遭遇で速攻落札しちゃいました(笑)
交換作業自体はそこまで難しくないですが、やってみて気付いたところを記録していきます。
まずはエアバッグの固定ネジを緩めますが、この角度からは見えません。丁度ウィンカーレバーとワイパーレバーの根元の赤丸あたりに有ります。
エンジンを掛けた状態でハンドルを切り、ボルトが真上に来るように位置を調整したら化粧板を外しましょう。
2
ハンドルを左に切り右側のボルトを露出させました。サイズはT30のトルクスです。緩めたら逆側も同様の作業をすることでエアバッグが取り外し可能となります。
エアバッグを引き抜く前にハンドルを水平に戻しエンジンを切りましょう。エンジンが掛かったままエアバッグのコネクターを抜くと警光灯がついてしまい、ディーラーかVCDSでないと消せなくなります⚠️
本来ならこの段階でバッテリーターミナルを外して暫く待つことでエアバッグの暴発防止措置をとりますが私はやらずに作業しちゃいました(笑)
メモリー類が消えるのも面倒ですし、思いっきりグーパンチしない限りエアバッグとか出ないと思ってたので…。推奨はしません。
3
エアバッグを引き抜くとコネクターが見えます。黄色い方は緑色の部分を手前に引くと抜くことが出来ます。その次に右下の黒いコネクターを抜きます。ピックツールが有ると爪を外しやすいです。
2つのコネクターが外せたらエアバッグが完全に分離できます。慎重にどこかに置いておきましょう。
次にハンドルを分離するために真ん中のシルバーのボルトを緩めます。ここは特殊ネジが使われています。トリプルスクエアのM12です。私も持っていなかったので買ってきました!500円弱くらいで結構ちゃんとした物が買えます。
かなり固くしまっていますので、エクステンションなどを使った方が安全ですね。
4
純正ステアリングが外せました!
ROWENのステアリングは純正より直径は小さく太さは太め、フラットボトムなのでよりスポーティーな感じになりそうですね。
これからスイッチ類やパドルの移設をやっていきます。
5
プラスチックのリングが赤丸の6カ所で留められているのでピックツールで爪を外しつつ手前側に引くことで外せます。
このリングが取れると、両側のスイッチ類をスライドさせて引き抜けます。まだパドルとの縁が切れていないので無理矢理引き抜くのは御法度です。
6
スイッチ類を外しました。
パドルはT20のトルクスのタッピングビスで止まっています。コネクターはビス穴の少し下に長穴があり、そこからスイッチ側に通しています。ここは純正もROWEN製も同じでした。
新しいステアリングへの取り付けは今の手順を全て逆にすれば出来ます。組立時にのみ注意する点としては、
1、ハンドルのセンターと取り付け部のセンターを合わせること(センターにマーキングがされているので気を付けていればまず大丈夫だと思います)。
2、エアバッグを取り付けるときはエンジンを止めて、まっすぐ奥まで均等に力を掛けて押し込む。
3、エアバッグを固定するボルト2本は1本ずつ締めるのではなく、左右を交互に締めること(片方を本締めしてからもう片方を締めようとするとエアバッグが傾いて付きやすくなり、最悪ボルトを締めたときにクラクションが鳴りっぱなしになります。私はこれでかなり時間を食ってしまいました)
こんな感じでしょうか。
7
完成しました!
エアバッグ下のバッジも爪2本で止まっているだけなので養生してピックツールを使えば簡単に取り外し・交換できました。
握った感触は…うぅむ太い!(笑)
パンチングレザーの所はちょっと固めですがサラサラしているのに滑りにくいという絶妙な感じです。上部のカーボンの部分もS4の内装とマッチしてます。
昔乗っていたBMWもこんな感じで太くて重いステアリングだったのを思い出して懐かしくなっちゃいました。
ともかく、運転中は嫌でも目に入ってくる部分なだけに値段の割に満足度が高いパーツでした!オススメです…!
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