マニアックな修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
事の始まりは約半年前、サイバーナビのヘッドアップディスプレイを装着した頃。
サイバーナビの付加機能に、クルーズスカウターというものがあり、フロントに設置したカメラで捉えた映像をナビ画面に映し出し、進むルートの表示や、赤信号、制限速度、横断歩道、前走車の動き出しや車間距離、また簡易ドライブレコーダー機能等々、実に様々な情報を表示してくれます。
それがこの様に、映像が全く表示されなくなりました。
そうなった時期がヘッドアップディスプレイを取り付けた頃だったため、機器同士の相性が悪いのかとか思いました。
そして翌朝、何故か普通に映像が表示されて、あれ、なんかちょっとしたバグだったんかな、と。
しかし、コンビニにピットインして、再度エンジンを掛けたところ、やはりこのように映らなくなりました。
次の日も、朝一は映りますが、2回目のエンジン始動以降はこの状態。
このような状態から季節が初夏に移ると、朝一でも映らなくなり。
さらに季節が移り涼しくなってから、朝一のみ起動できる状態に何故か戻りました。
そこから自分なりに導き出した推察は、スカウターユニットが熱を持つと、何らかの原因により起動できなくなるという事。
2
そこでやってみた対策ですが、パソコンのCPUを冷却するヒートシンクを貼り付けてみた。
本体との間に両面テープを使うと放熱性能が落ちると思ったので、タイラップで本体とシンクをぐるっと巻き付け。
そして効果の確認。
全く効果ナシ!
これで直れば画期的か!と思いましたが、こんな簡単な事ではやはり直りませんね。
となると、内部の基盤が壊れたっぽく、ヘッドアップディスプレイ装着とかは全く関係なさそうです。
結局、中古のクルーズスカウター本体を購入し、差し替えてみることにしました。
3
本体の裏側。
クルーズスカウターはバージョン違いで3種存在しています。
CPN5750 ND-CS3
これは私が今まで使っていたのと同型のもの。
私のは国産でしたが中古のはタイ産。まぁパイオニアの工場で生産されてるのだろうし、あまり関係は無いですかね。しかしもう10年前の機器のため、この中古品も本当に使えるのか、やはり懸念は拭えません。
4
配線などを差し替えてから、設置は助手席シートの裏面にあるブラケット部分にしました。
ここに今後も脱着が容易にできるようにマグネットで貼り付け。
5
この赤いパイロットランプ。
交換前のはランプが点かなかったので、やはり内部部品の故障で間違いなさそうです。
取り外したスカウターユニット、詳しい人なら分解して部品交換やはんだづけなどで修理できるかもしれないですが、私はド素人なのでやめておきます(;^ω^)
6
イグニッションオン!
おお、映ったよ(^^)
画像ボカシまくりですみませんが(;^ω^)
最初からこうしとけばよかったんだよなぁ。
勿論エンジン切って、再度オンにしても映像はオッケーでした。
中古品なんで心配でしたが、私と同型のナビでの映像チェック済であったものなので、大丈夫だろうと思って買ったのですが、やはり自分の環境で本当に動くかどうか、やってみるまではドキドキでした(笑)
最悪だと想定していたのは、クルーズスカウター側の問題ではなく、サイバーナビ本体側に原因がある事でしたので、とりあえずかなりほっとしたし、久しぶりに機能回復できてすごく嬉しいです。
以上、かなりニッチでマニアックな修理?でした。
7
上の写真が酷すぎたのでモザイクなしの写真(;^ω^)
無事に復旧完了です。
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