
皆様、こんばんは。
田なっくすです🤗

お盆も終わり、少し涼しくなってきた気がしますね。今週は台風も来ちゃうとか😵
原付に被害が及ばぬよう気をつけたいところです。

さて、今日は我が愛しのポンコツくんを弄りたいと思います⭐️
具体的に何をするかと言うと、
コイツを使って、走りに関係するあらゆる所を片っ端から削ろうと思います😁

世間で言うリューターってやつですね🤗
お盆で実家に帰った時に、昔使ってたものを引き上げてきました🚗

歯は超硬タングステン。
コイツでなきゃ金属は削れん!

ここで、ポンコツくんの今の状態を振り返ってみます。
ノーマルエンジンにチャンバーと社外CDIを入れて、駆動系をセッティング。プーリーとトルクカムはDIY加工品を装着。クラッチはウイナースプリングのみ交換。
どこにでも居そうな、いわゆるライトチューン…😅

この状態で1週間ほど通勤に使いましたが、何だか遅い…😅
もちろんノーマルよりは速いのですが、どうも色々活かしきれてない御様子👀
現状はまず、チャンバーにあったトータルチューニングを必要としていますね‼️
⭐️そこで、まずは吸気の流速や吸込み量を単純に上げてみることにしました。
まずは、定番のエアクリから!

↑これはノーマルエアクリーナーBOXのフタです。
現状この1箇所のダクトから空気を取り込んでいますが、もう1箇所取込み口を増やして吸入量を増加させてみようと思います👀
実は、この改造にドンピシャで使える素晴らしい物が販売されてるんですよ!😆

KN企画の汎用ダクトです。ネットで見つけて、取り寄せてみました。
以前はエアクリBOXに穴を開けただけだったり、潔くパワフィルに交換しちゃうのが多かったのですが、それでは五月蝿くなるだけでパワーアップには結び付かないと学びました😌
吸気は整流しなくてはいけないのです‼️

これ凄く良いんです。
純正エアクリBOX派の人は騙されたと思って是非使ってみて下さい!
この筒の長さが結構効いてくれるんですよ〜。
今回はこのダクトを使って、静かで損失の少ない吸入量アップを試みます👍
で、いきなり完成ですが、こんな感じになりました↓

目立たないところに設置したかったので、この位置に穴を開けて取り付け…
倍の空気は取り込めるようになりました✌️
エアクリ側はこれでいいとして、今度はインテーク側です。

ZX規制後の吸気量はインテークマニホールドとリードバルブで、かなりチョークされています。もちろんキャブ自体もですが…
サイズが僅かに小さいんですよ!どこもかしこも🥲

↑これはインマニ。
リードバルブとの接続面の差が、色の違いで現れています。明らかに面積が違いますよね😅
そしてこちらがリードバルブ側↓

おかしな段差が設けられていて、明らかに通過できる吸気を制限しています。
んー😑排ガス規制の為とはいえ、解せぬな…
⭐️余分に肉盛りされた部分を徹底的にリューターで削っちゃいましょう!
吸気流量アップ間違いなしです!
で、削った後がこちら💁

写真ではわかりにくいかな?
かなり拡大したんですが…😅

リードバルブも開口部を大きく拡大!
…って、これまた分かりにくい😅

↑流速も考え、内部を鋭利に尖らせました。
これならスムーズにクランク室に入ってくれるでしょう😌
この吸気側の加工だけでも経験上、スロットルレスポンスは上がるはずです。

⭐️お次はシリンダーの加工です。
そこまでやるの?って言われそうですが、吸気だけ効率を上げてもエンジン本体が熱効率サイクルを上げて燃焼処理できなければ、効果は薄いのですよ😅
特に2ストはポートこそ、命。
なんてったってエンジンの性能を左右する大重要ポイントですから😉

ささっと腰上を分解し、シリンダー単体にしました。
見たところ普通の後期純正シリンダーですね!
⭐️ここからは、いよいよポート加工になります⭐️
自分の場合、ポートタイミングをベースガスケットの厚みで変更するのが得意なので、今回はポートの高さ自体は変更せず、形状や幅の変更のみが主な加工となります。

落ちた圧縮は面研とガスケットで対応する予定で🤗

純正ポートはご覧の通り山型です。
この方が静かで良いのですが、やはりパワー的にはイマイチ…
僕は一気にブローダウンする長方形ポートが好きなので、上側は横一文字に平面に削ります。
で、こうなりました↓

写真では角はまだ出てませんが、それなりのポートが出来上がってきました😁
長方形ポート化、左右0.8ミリずつ拡大です。高さは変えてません。
中はこんな感じ。

写真奥側が凹んだような内部形状になっていますが、気にしないでくださいね🤗
過去の経験上、この方がなんとなくトルクがのってる気がしてるのでこうしてるだけなんで…😅
このあと、中をツルツルに整えて排気側は完成‼️
⭐️今度は掃気側を加工します。

ガスケットが付いたまま作業しますが、気にしないで下さい😄
実はこの元々ついていたガスケット、サイズが大きくて掃気の進入路にまで、かなりはみ出てたんです。
これでは掃気の妨げになってデチューンですよ😂
パワー感がイマイチだったのはこのせいかも…
皆さんもシリンダーを組まれる際は必ず確認して取り付けて下さいね🤗
さて、掃気側で削るのは定番の箇所です。

青矢印🟦は外側を削って適度に鋭く尖らせて、赤矢印🟥は薄く削ります。
完成はこんなの↓

他にも削れる部分は沢山ありますが、1次圧縮の低下にも繋がるので、今回はこの程度でOK👌
⭐️今度はヘッドの面研に移ります。

今回は段差がなくなる手前まで削ります。
基本的に圧縮調整はヘッドガスケットで行うので、僕は削りすぎなくらいまでいつも削っちゃいますね😅
今回は慎重に行きますよー👍
ヘッドの面研と言えば、定番のガラス板の上にヤスリを敷いて、のの字をかいて削る方法もありますが、初めからその方法では、日が暮れてしまいます。
その前にある程度ごっそり削って、下ごしらえしましょー👍
ここからは少し荒技!
良い子はマネしないでね😘

まずはもう一台の愛車、エレガントちゃんに乗ってキレイな道を探しに行きます。もちろんヘッド持参で

なるべく人通りが少なく、段差や砂利などがない道がいいでしょう。
真新しい道があれば、尚最高ですw

で、ヘッドを道において…
後は分かりますねw🤗

あとは足で押さえ付けて走るだけ!
※完全な我流なもんで、マネされる方は自己責任でお願いしますね🤗
あと、マンホールは絶対避けてください。死にます☠️色んな意味で…
あれ?慎重に削るって言ってなかったっけ?😅

結局最後はヤスリで面を整えるので、そこに行き着くまでの過程は削れればなんでもOKなんです👌

で、完成したのがコチラ💁
多少の周りが傷ついてますが、肝心の面は平滑がしっかり出ています。
まさか、最初は道で削ったとは思うまい😏

0.4ミリ、ヘッド容積残しました。
プラグ型式も変える予定なので、最低限その分は確保したかったもので…
装着が楽しみですわ😋

今日の作業はとりあえずここまで!
組付に必要なガスケットがまだ入荷してないので、続きはまた来週ですな🤗
次回は組付とセッティングを行う予定です。
では、またお会いしましょー🤗

Bye😎