K2Rのブログ一覧

このレビューを書いているのは８年乗っている時点なのですが、これまで乗ってみての総評としては、運動性能が良くてエンジンが気持ち良くて、実用性があって壊れない、楽しいクルマです。
今となってはちょっと古くなりましたが、新しいポルシェは電子制御が満載で、あちこち故障しそうで、かえってコワイです。

アバタもエクボじゃないけど、不満な点を補ってあまりある便利さと楽しさ！
マニュアルシフトで４WDで、程よい大きさ・軽さでパワーがあってカッコいいセダン。
こんなクルマはもう作れないと思う。

３列目のシートもしっかり座れるので、６人くらいの移動ではまったく問題ないです。７人だと３列目がキツイかな。
２列目は独立したシートだけど、一番前にスライドさせれば広大な荷室が現れるので、自転車積んだりタイヤ積んだりするのもまったく問題ないです。
エンジンパワーも不足なく、ハンドリングも良いので、長い時間運転していても疲れず飽きない、素晴らしい乗り心地。
一家に一台有ると、活躍するシーンが多いことでしょう。
自分にとっては、まさに「ちょうどいい、ホンダ！」
この際EVでもいいから、もっとコンセプトを貫いた、洗練された次期モデルが出ることを期待しちゃう。

悪目立ちしないところが良くて、知る人ぞ知る感じがたまらないクルマですね。今となっては激烈に速いクルマではありませんが、たとえば高速道路の合流とか、登り坂の追い越しとかで「S#」モードに入れたときのEJ25ターボの加速感は、素晴らしく滑らかで頼もしいです。
使い方は通勤・街乗りが中心ですが、さすがにSTIのチューニングカー、ワインディングロードを走れば水を得たサカナのように走ります。
車体サイズの割に積載容量が大きく、自転車と荷物を積んでロングドライブに出かけるのに便利で、運転が楽しいです。
総じて、ドライブが好きな人には、いちどは乗っておきたい、オススメなクルマだと思います。
大事に乗りたいと思います。

前回、関越道寄居ＰＡでレッカーされた我がケイマンＳ。
修理が完了したとのことで、ポルシェセンターまで迎えに行きます。

まずは症状の説明。
結論としては、ウォーターポンプのプーリーの軸が折れて、ドライブベルトが脱落。
これに伴って、同じベルトで駆動しているパワステポンプ、エアコン、オルタネーターが機能しなくなったとのこと。

故障した瞬間の、ゴトッという音は、ウォーターポンプのプーリーがエンジン下のフロアに落ちたときの音で、他のプーリーには異常はなく、ベルトも外れただけで、どこか叩いたような跡は無かったとのこと。

交換部品はウォーターポンプとガスケット、各プーリー、それとデフレクション・プーリー。
ついでにサーモスタットも交換してもらった。


左がウォーターポンプ、右が折れたプーリー。
ウォーターポンプ中央の軸がポッキリ折れている。

ウォーターポンプは、フラット６エンジンの水冷化に伴って増えた部品なので、耐久性に難ありなのかな？
それとも、年式の割にあまり乗ってなかったからかな？

ただ、今回交換したウォーターポンプは、対策部品というワケではない様子。
使い方によってはまた同じ症状が出るかも。


交換した各プーリーとガスケット、サーモスタット。


ちなみにこのときのオドメーターは３万４千キロくらい。

987型は、特にサーモスタットが壊れ易いことはなく、神経質になることはないとポルシェセンターでアドバイスいただいたが、普段自分で見ることもできないところだし、値段もたいして高くないので交換してもらった。

そうそう、本来、修理の主体はウインドシールドの交換でした。

まぁ当然だけど、新品のガラスは細かなキズもなくキレイ。
ガラスを交換したことで、ナビのテレビのアンテナは無くなった。
もともとアナログ受信用のアンテナだったので、用無しだったから問題ない。

本国から届いた新品のガラスとのことで、当然雨天未使用。
せっかくだから、なにかやっとこうと思い、家に帰ってからガラコを塗り塗り(^^)。



納車後なにかと心配ごとを抱えていたんだけど、これでスッキリ！

ガンガン走りまくろう。