トランクリッド改良
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
オープンにする時に幌を収納するトランクが開かない・・・。
ロックを解除しても上がらないので、解除レバーを放すとまたロックがかかってしまいます(-_-;)
元々どういう具合で開いていたのかは分りませんが、ダンパーか、ゴムのヘタリが原因かな?
フィガロはもう古い車なので、この症状は割とよくあるようですね。
「FIGARO OWNERS CLUB」でもこーいちさんという方が、対策を公開していましたので、参考にしつつ僕も対策してみました。
http://figaro-owners.net/activity26.htm 2
用意した材料はこんな感じ。
トランクを持ち上げるためのスプリング、Φ20平ワッシャー3枚、M6×20アプセットネジ、Φ28×5mm厚のゴム板、これらを左右各2個分です。
スプリングは、サミニ株式会社
http://www.spring-net.com/というところで通販できます。
3
スプリングは外径Φ18×自由長40、トランクの重さなどは測らなかったのですが、加工のし易さを考えて線径Φ1.4のNo.5475を選びました。
バネ定数は0.178kg/mmとなります。
M6ネジで固定できるように、片方の端面をラジペンでこのように加工しておきます。
追記-----------------
その後リアウィングを付けて重くなったので、線径をΦ1.8(バネ定数0.419kg/mm)に変更しました。
4
トランクリッドのストライカーの止めネジを片方外して、スプリングを友締めして取り付けます。
元々のネジはΦ18のワッシャーが組付いていて、スプリングの内径に入らないので、普通のアプセットネジ(ワッシャーはΦ12程度)を別に用意しました。
元々の長さは15mmなので、スプリングとワッシャーの厚み分を考えて20mmのネジを購入。
5
スプリングを取り付け。
トランクの重さに対してバネが弱めに感じたので、バネの下に平ワッシャー3枚をかませました。
同じように反対側にも付けますが、取り付ける場所が反対になるのに注意。
左側は、下側のネジに取り付けます。
6
バネの受け面には、5mm厚のゴム板を貼り付けました。
上記の平ワッシャーの厚みとこのゴムの厚みでバネの強さ(開き具合)を調節できます。
ただし厚くし過ぎると、ロック状態の時にバネのたわみが大き過ぎてヘタってしまいます。
このバネの場合は自由長40mmに対して密着長約9mmなので、全たわみ31mmの80%=25mmまでの圧縮で使います(今回の場合はロック状態で最大23mm圧縮)。
7
スプリング取り付け後の様子。
1センチ程開いて、ちょうどいい感じですね。
この開き具合から計算して、参考までにトランクの重さは片側2.3kgずつ・全体で4.6kgの重さが掛っていると推定されます。
これより多く開けようとすると、バネの引っ張りが強すぎてロックが外れにくくなってしまう可能性もあるので、この程度で良しとしました。
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