五葉山に行ってきた

7月2日の日曜日、チャコの散歩を早く済まし、沿岸釜石市と大船渡市の境にある五葉山に行ってきた。

ちなみになのだがこの山行の翌日、月曜の朝散歩を終え朝食を済ましたチャコが急に立てなくなった。後ろ足の踏ん張りがきかなく足が空回りしている様子。

体を持ち上げて保持してやると立てるのだがしばらくするとへなへな横になる。
暗澹たる気持ちで、仕事に行き、仕事を早退して午後病院に連れて行った。そのときはハーネスを出すと立ち上がり歩ける状態。

病院では何らかの発作の可能性も言われ、ステロイド系の薬をもらってきて様子を見ている。水曜日の今日現在。なんとか朝夕の散歩はできている。しかし足腰が弱っているのはいかんともしがたい。そのうち歩けなくなるかもしれない。切ないなぁ。

さて、話を五葉山に戻す。
登山口の赤坂峠に着いて登山開始は6：45。






よく整備された登山道を登っていく。ｎｅｇａｂｏは釜石市の生まれなのだが、この道には既視感がある。

釜石市は山が海にすぐ迫っている地形ゆえ平地が少ない。だから集落の墓地は山に作られることが多いのだが、登山道を登りながらお盆の墓参りを連想していた。

そんなことを考えていると三合目の賽の河原に着く。

これから登る五葉山の山容

四合目の畳石の広場に着いた。

そして明るいダケカンバやミズナラの広葉樹林を登っていく。

次第に樹木は低くなりハクサンシャクナゲが見えはじめる。

五葉山はツツジとシャクナゲが有名な山だ。

ツツジは終わり、シャクナゲはまだ盛りには至っていなかったが見られてよかった。

森林は終わり頂上稜線へ

石楠花荘

雲海が広がる。

そして頂上に続く日枝神社へ。

こちらは黒岩

なだらかな稜線を頂上へ。

なだらかすぎて頂上も変わり映えしないけどね。

日枝神社に戻る途中、今回の目的の一つであるリンネソウを見つけた。
小さくてよく探さないとわからない。

イワオトギリ

日枝神社から尾根伝いに黒岩まで行ってみることにした。

イソツツジ

鹿の足跡
岩手のニホンジカはかつて狩猟圧で激減し、ここにしか生息していなかった。
今や県内全域どころか下北半島まで進出した。ＤＮＡ鑑定で下北の鹿は五葉山由来の鹿だという調査結果が出ているそうだ。

黒岩が近づく。



頂上

往路を戻る。

ニガナ

トウゲブキかな？

下山したのは12：45頃

梅雨の晴れ間の気持ちのいい山行だった。



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