九州旅行記:「いさぶろう/しんぺい」乗車編-その1 (2007/02/20)
投稿日 : 2021年06月25日
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⑦いさぶろう3号(人吉 1302 → 吉松 1424)
JR 九州の誇るリゾート気動車の乗りつぶし第3弾は「いさぶろう/しんぺい」です。
下り方面(吉松行き)は「いさぶろう」の愛称になります。
「いさぶろう/しんぺい」が運転される人吉~吉松間は,以下の通り見どころ満載です。
・3段式スイッチバックが2駅あり(大畑/真幸駅)
・SL 博物館あり(矢岳駅)
・途中駅はどれも木造(開業当時のまま)
・ループ線あり
・矢岳越えからの絶景は,日本三大車窓の一つに数えられる
「いさぶろう/しんぺい」号には客室乗務員のお姉さんが(2007年当時は)2人乗務しており,車内検札や観光案内などをしています。
また,車内販売もしており,車端部のフリースペースの所で買うことが出来ます。が,沿線が見どころ満載であり,利用する暇がありませんでした。
編成は,キハ140 2125 + キハ47 9082 の2両編成です。
(撮影:人吉駅)
現時点では,キハ47 8159 + キハ47 9082 の2両編成となっているそうです。
(キハ140 2125 は「かわせみ やませみ」との共通予備車に転用)
ですから,現在この写真と同じ編成はキハ47 8159 が検査で運用を外れている時しか見ることが出来ません。
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人吉を出てしばらくはくま川鉄道と併走していますが,やがて右にカーブし,エンジンをふかしながら勾配を登っていきます。
人吉駅発車から17分後,大畑(おこば)駅に到着します。
この駅では5分ほど停車時間があります。
木造駅舎とのペアで撮影してみました。
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大畑駅の3段式スイッチバックの配線です。
左側にカーブして下っているのが人吉方面の本線です。
右側にカーブしているのが吉松方面の引き込み線です。
大畑駅に到着した下り列車は,バック運転で右側の引き込み線へ進んでいきます。
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引き込み線に入ったら,元の進行方向で吉松方面へ左カーブで進んでいきます。
No.3 の写真で左側から右側の線路へ向かっているポイントが,この写真で木造電柱の奥にチラッと見えているポイントになります。
ちなみに,この写真ではまだ下り本線側にポイントが切り替わっていません。
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大畑駅を発車すると,左カーブしながらループ線を登っていきます。
途中,車窓右側に絶景を望むことが出来ます。
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ループ線の途中で,先程の3段式スイッチバックの様子を良く見ることが出来るポイントがあります。
列車はそこで一時停止して撮影タイムになります。
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大畑駅発車から25分後,次の矢岳駅に到着します。
ここでも5分ほど停車時間があります。
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矢岳駅には SL 展示館が併設されており,停車時間中に見学が出来ます。
(キャブにも上がることが出来ます)
展示されている車両は,現役時代に実際に矢岳越えで活躍した D51 170 です。
以前は D51 のとなりに 58654 が展示されていましたが,ご存じの通り 58654 は車籍復帰しましたので,現在はその場所に動輪だけがポツンと置いてあります。
(続く)
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