再始動用バッテリ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
今回は10年ぶりに DIY でバッテリ交換を実施します。
XV HYBRID の再始動用バッテリは ISG によるアイドリングストップからの再始動でしか使わないので,バックアップ対策は実施せずにいきなり端子を外してしまうことにします。
(別にそれでも不都合は起きていません)
よって,交換手順としては単純です。
①固定金具を外す。
②-側のバッテリターミナルを外す。
③次に,+側のバッテリターミナルを外す。
④バッテリを取り外す。
⑤以降は逆の手順で取り付けていく。
ただ,実際にやってみて分かりましたが,色々とコツがあります。
2
固定金具のナットの上に付いているケーブルクランプですが,他の方も整備手帳で書かれている通り,無理矢理引っ張って外すと壊れるようです。
なので,クランプは無視して下のナットを緩めます。そうすれば連動して外れます。
ここのナットは 10mm なので,10/12mm のスパナが必要になります。
ただ,ナットを緩めていくとナットとクランプ間の隙間が狭くなるため,通常のスパナだと隙間に入らなくて非常に緩めづらくなります。
なので,薄型タイプのスパナもあった方が良いと思います。
私は作業途中にそれに気付き,一旦作業を中断して近所の某ホームセンターまで買い出しに行きました。
(私が購入したのはトップ工業製 CU-10 で,税込236円でした)
ちなみに,取り付ける際はまずナットを締めてから,クランプを上から差し込むだけです。
3
-側のターミナルに接続されているケーブルが2本ありますが,バッテリの上を跨いでいる1本は邪魔なので外してしまいましょう。
このケーブルを留めているナットだけ 12mm です。
(他のナットはすべて 10mm)
その後,ターミナルを留めているナットを緩めれば外せるはずなのですが…。
バッテリ側とターミナル側の径がギリギリみたいで,普通に引っ張っただけでは固すぎてターミナルが外れません。
なので,ターミナルをグリグリ回しながら外す必要があるのですが,そうすると残る1本のケーブルも邪魔なので,こちらも外してしまいます。
こちらはコネクタになっているので,ストッパを小さめのマイナスドライバーで押しながら抜けば外せます。
(この写真は2本ともケーブルを外した直後に撮影)
+側のターミナルも固いですが,こちらの方が多少は外しやすいです。
ターミナル類をすべて外したらバッテリを取り出すわけですが,バッテリが前照灯側のフレームの下に潜り込むような感じで入っているため,かなり取り出しにくいです。
Bタイプで一回り小さいとは言え,14 kg ありますから重いことに変わりはありませんので,注意が必要です。
余談ですが,純正バッテリは Panasonic 製でした。
4
取付は,外すのと逆の手順をやっていくだけです。
なのですが,実は一番面倒だったのが,バッテリ固定金具の取付でした。
固定金具のフックを差し込む穴の位置が予想外のところにあったため,ここの取付に相当時間を要してしまいました。
ですから,バッテリを外した状態で穴の位置を把握しておくことをお勧めします。
#そういえば,10年前に前車フォレスターでバッテリ交換した際も,この固定金具取り付けで一番苦労したのですが,作業を始めた段階ではすっかり忘れてましたw
あと,バッテリ端子のところに赤いフェルトが見えますが,補機用バッテリを交換した際にも取り付けた「バッテリターミナルメンテナンス」を一緒に取り付けました。
が,前に書いた通り径がキツキツでターミナルを奥まで差し込むことが出来ないため,フェルトがしっかり締め付けられていません。
今度時間を見つけて改めてターミナルを押し込んでみて,やっぱり無理だったら一旦外してしまおうと思います。
最後に,購入したバッテリが入っていた箱に取り外したバッテリを突っ込んで,同梱されていた着払いの送付状を貼り付けてから,最寄りの佐川急便の営業所に持ち込んで交換作業は完了です。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( バッテリー交換 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク