
今日は富良野で Rally of FURANO 2009に参加してました。
で、2位表彰台。
結果として、シリーズチャンピオンになれました。
5年間やってきて始めてのシリーズチャンプです。
僕自身の場合、「ドラが一番上に立ったとき」だけがナビの勝ち、だと思ってます。
僕たちはノートを読む、あるいはタイムマネージメントをする、そういった行為でしか成績に寄与できません。だからどっちの仕事も完璧でないといけない。でもまぁ、そんな完璧にいったら苦労はしないわけですが……。
ミスがあって二位以下だったら、ドラに指摘されようがされまいが、その成績は内在的に自分の落ち度によるものだという可能性を含んでいます。
例え完璧なナビワークだったとしても勝てなかったときは「ドラをその気にさせられなかった」角で自分に責任があるということになるのです。
あからさまなミスがあったときは最悪で、もうそれは「ナビの失敗で」勝ちを逃したと、雑誌にデカデカと書かれるわけです。で、ナビが交代するのはパーツの交換と同じで「スイッチした」と表現されるわけですね。
世間がそういう認識なので、正直、偉そうかもしれないですがナビをパーツと同じに考えているドラとは組めません。逆に、ナビを対等にコンペティターとしてみてくれるドライバーだったら、条件さえ合うなら「組ませていただきたい」、そう思います。そんでもって、ドライバーが勝てるようにしたい、と、そう思うんです。
僕は今まで「勝てない」と思ったドライバーと組んだことはありません。だからこそ、僕のミスさえなかったらドライバーは勝てるものだと確信しています。
だから、ドラが1位以外の全てのラリーで僕は負けているんです。
激戦区だったチャンピオンBでのシリーズ2位とか3位は、傍から見たらジュニアCの1位よりも価値があるように見えるかもしれません。だけど、今までの僕の成績はゼロに等しいと思ってます。ドラを勝たせられなかった、それだけで僕の価値はまるで無しなんです。
今年は、ドライバーが自動車部の同期で、なおかつシリーズ戦は初めて、ペースノートはまだ初心者という状況の中でのシーズンインでした。車も今まで乗ってきた三菱車ではなくてインプレッサ。
今までの僕の経験をフィードバックしてドライバーとペースノートの作り方を話し合ったり、オンボードカメラを初めて自前で用意したり、今までとまるで違う車(三菱→インプレッサ)のドライバーにどうしたら的確なアドバイスが言えるか考えたり、あるいは、どういうノートが良いのかと他人のオンボードをみてノートの取り方を学んだり、兎に角ナビとしては今年が一番仕事してたナァという実感があります。だから、クラスがどうであれ、今年のチャンピオンってのは凄く意味がある。
まぁ、長々と書いたんですが結局いいたいことってのは
わしゃ、うれしくてションベンちびりそうじゃ~~~~!!!(ギギギ)
Posted at 2009/08/04 01:34:47 | |
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ラリー | 日記