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というわけで、一週間も経過しつつある中こんばんは。
先週行われたHIMUKA Rally in 美郷ですが……どうにか無事に完走することができました。


っていうか、まだレポートも上がってないのであえて久万高原の結果は何処にも書いていなかったのですが、あれはですね、リタイヤです、リタイヤ。ぷー。

Day2の一本目という、久万高原のスケジュール的にはここからが本番というところで不完全燃焼のままラリーを終えることになった前回。


っていうかですね、ドライバーのMclean先生は中々大した男で……二日以上日程が組まれているラリーの二日目の一本目を越えたことがなかったのです。
(2009年オールスター=Day1 SS1リタイヤ、 2010年オールスター= Day1 SS3リタイヤ、 2011年久万高原=Day2 一本目 SS7リタイヤ）

一日目をどうにかこうにか走りきり、“越えられない壁”Day2 の1本目に向かう奴のテンパりようといったら、それはもうレーシングシューズをサービスパークに忘れてくるほどの有様でした。

しかも、後方のOSAMU-FACTORY福永社長のustream中継で（多分）バッチリ信号待ちで同じチームの“最近売り出し中”高山選手に持ってきてもらったレーシングシューズに、慌てて履き替えるというマヌケな姿をネットの大海に放流される始末。


そんなこんなありましたが、クルマを壊すことなく……とはいきませんでしたが、致命傷を与えることなくラリーを完走することが出来ました。

今回、上位陣が次々とリタイヤしていったことにより順位はあれよというまにポイント圏内へ、そして完走してみたら見事にポイントゲット。さらには距離が長いラリーはポイントに係数が掛かるため、全日本初ポイント2Pointをゲットすることに成功いたしました。

今年の全日本への挑戦は（少なくともMcleanとのコンビでは）これが最後になるので、このポイントがシリーズでどうのこうのということは全くないのですが、それでも、長く・厳しいラリーを走りきり、ポイントを獲得したという事実がドラ・ナビ共に大きな経験値となったことは間違いないでしょう。


ただ完走するだけでこんなに達成感が有るだなんて思いもしませんでした。
これが全日本の凄みなんスねぇ……。



といったところで、そろそろMcleanの動画が某所に上がり始めたのでぼちぼちとレポートを、ね。





まー、その前に久万高原だがな！（ぉ

ぎゃー！前戦のレポートも書きあがらんうちに次戦、ひむかがやってきてしまいました。

本当なら既に宮崎入りしている予定だったのですが、巨大な権力に屈して明日の朝出発となりました。
レッキに間に合うか……間に合わないかかなり微妙な線です。

それでも、元々「100%」間に合わない状態だったので、周りの方々のご協力に心の奥底から感謝しなければならないでしょう。みなさま、ありがとうございます。


とりあえず、予習がてらインカー動画を幾つか見てみたんですがSS長っ！という感想が真っ先に。
つーか、5つ有るステージの中で3ステージが10kmオーバー……前回以上にタフなラリーになりそうです。

とりあえず、前回のような事にならないように……天の神様に祈りつつノートを着実に読んでいくしかありませんな。


よーし、覚悟完了（ぉ！

さて、明けて翌日。

Day2、目覚めてみれば　雨！　霧！　死亡フラグッッッ！！！
しかし、どデカイ四連ランプポッド（子どもに大人気、まじで。）を付けたMclean号に死角は無かった……といけば良かったのですが……。


さて、前日の最終サービスで仮留めになっていた右前ロワアーム。朝の20分サービスでもかなり難しい感じになっていたらしく、まだちょっとガタが残る状態。

というわけで、「抑えていこう、な！」とお互いの合意を取った……取ったハズだったのに……。


・SS7 OHTANI-branchi road I (7.04km) TIME 7'58.6 (Stage Pos 11/13 ・Total Pos Retire)


ﾃｰﾚｯﾃｰ
ハイ、リタイヤー。（フィニッシュと同時に車破壊なのでタイムは残ってます。）

とはいえ、SSの中身はあるので一応反省。
やっぱり早口ですねぇ。特にグネグネしてるのがわかってたので余計に気持ちが急いてますねぇ……。とかやってると読み遅れ気味な部分もあるし。

要　　修　　行

ですね。


さて、リタイヤの方は単純明快な理由で、イン側に鼻が向いたのを戻しきれずにイン側の溝に吸い込まれていっちゃったところで、数メートル溝走り。その際に

ホイール曲がる
　⇒キャリパーに当たる（元々クリアランスギリギリ）
　　　⇒キャリパーの根元のブラケットが分断
　　　　　⇒ブレーキホースが伸びきって穴が開く
　　　　　　　⇒フルード漏れる
　　　　　　　　　⇒着火！

というコンボでブレーキが炎上。
インカーの最後で右前から煙が立ち上っているのがお判りになるでしょうか？オフィシャルの方曰く、燃え盛るブレーキと共にフィニッシュから下ってきたらしいですwww

というわけで、事件直後の様子

・SS7 OHTANI-branch road I STOP


オメエなに撮ってんだよwww

とりあえず、キャリパーの位置がおかしいのが確認できますね。
GDBにお乗りのお客様はご自身のものと比べていただけると分かりやすいかとw

ちなみに、フィニッシュの光電管をすんでのところで回避（実は周りの囲いに当たってますが……）したことで、SSの進行を止めることなく、そして多額の賠償金を請求されることもなく、被害は軽微に留まりました。（たしか、ホースとキャリパーだけだったとMcleanが言ってました）


ひと通り落ち着いたところで、人生“2度目”のリタイヤ届けを書いて……こんなわけで、僕たちの全日本ラリーデビューはくそみそな結果に(ｱｯｰ



さて、このラリーは携帯の電波の通りが良かったので、早速サービスパークのかわせみぶるーめたりっくさんから茶化しのメールが来たり、誰から聞いたのか、北海道のラリーストの方から「リタイヤと聞いたが……」などと連絡が来たりして、情報化社会の恐ろしさを目の当たりにしました。




というわけで、RESULT

・Car No. 13 TOF・DLマクリンインプレッサ　　　　DNF

でした。

カッフン！




SEE NEXT RALLY!

サービスではアライメントの取り直し程度で次のセクションへ。
セクション２はセクション１のリピートステージです。


・SS4 IWATAKE II (3.28km) TIME 3'43.2 (Stage Pos 12/13 ・Total Pos 12/13)


IWATAKE I より2.4秒タイムアップ。しかしながらまだトップとは20秒以上の開きが……。
リーディングに関しては、開始早々で「うわっ！」と思うような読み遅れはありましたが、全体通してみると遅いというかむしろちょっとハシり気味かも……。あとは、昔から矯正しようとしてるんですがかなり早口ですね。今動画を見返してても「え？今なんて？」と自分にたいして聞き返したくなる瞬間が何度も……うーんんん。

ドライバーに関して言えば、全体的にコーナーに対して後手に回っちゃってる印象がありますねぇ。もう数瞬操作が早いとうまく噛むのかも……なーんて、あとから動画を見ながらだったらいくらでも言えるんですけどねwww

その場じゃ、なかなかそういう分析まで持って行けてないのが自分の現在の実力の程ってやつです。


・SS5 YASUDA II(6.35km) TIME 7'44.0(Stage Pos 11/13 ・Total Pos 11/13)


13秒アップ。リーディングはやっぱり基本ハシり気味で、立てこんでくると時折遅れが挟まるという、自分がドラだったらジジ・ガリよろしくぶん殴りたくなるようなアレっぷり。こう、立て込んでるのがある程度分かってくると先行して読みたがるのもどうにかしないとねぇ……。ま、それもSS2よりはマシだけど。

さて、途中から落ち着けー！と結構強めに言っていますが、途中からドライバーが挙動不審だったのです。それが明らかに動きに出ていたので何回か落ち着け落ち着け言ってるわけですが……動画の最後にオチがあるんですが、途中で抜いた徳尾選手が後ろから来てたんですね。バーストしてたらしいですが、動画を見てる限り、抜いた時点で既にタイヤ交換終了しているっぽいですねぇ……。

完全にタイム的には向こうが上なので譲るか譲らないか……そういった迷いの中でのドライビングで挙動がアレだった訳です。

ここで足が曲がったっぽかったので、次のサービスで交換してもらうことに。


・SS6 SKI AREA II (1.21km) TIME 1'20.8(Stage Pos 10/13 ・ Total Pos 11/13)


1.3秒アップ。今回はサイドターンをそれとなくこなしてますねぇ。
とりあえず、オープンな割に怖いコースです。怖い怖いと言いながら結構ドラ・ナビ共にこのステージはそこそこに楽しんでいる様子w

やっぱり観客が居ると違うんですかね。



さて、この次にサービスインしたのですが、ココでちょっとしたトラブルが発生。
アームを交換したものの、締結用のボルトが締まらない！

後に判明したんですが、どうもGDBのフロントアームは外す順番を間違えるとボルト穴が合わなくなってしまうらしいです。また、今回の交換も穴やボルトがかなり傷んでいたことから、少し変則的な（ブッシュは本体側に残したまま、アームのみ交換）方法をとろうとしたのが余計にまずかったのかもしれません。

いずれにせよ、タイム的には勝ち負けどうのこうののゾーンではないので、タイムオーバー直前まで時間を使ってもらって、とりあえずアームを留めて、翌朝のサービスで仕上げることにしてもらいました。

ちなみに、交換前のアームはがっぽり曲がってましたw
流石www

というところで道からはみ出ることもなく、Day1は終了！
翌日のDay2に続きます。


TO BE CONTINUED...

さて、いよいよスタートであります。

今回は都合のいい事にドライバーのMcleanがオンボードをマメにyoutubeにアップロードするタイプの人wなので、動画と共ににレポートが可能です。（無断だけど、いいよね？もし見ててまずかったらなんか言ってねw >Mclean）

そして僕の恥ずかしいノートリーディングが……あばばばばば。


・SS1 IWATAKE I (3.28km) TIME 3'45.6 (Stage Pos 13/13)


記念すべき(?)ドラ・ナビ共に全日本デビューのSS。
とりあえず、かなりグリップ感が希薄。動画の最後にMcleanも言ってますが「向きが変えられない」とのこと。この後のSSでもしばらく向き変えが上手くいかなくて四苦八苦してました。

コーナーでもすんなり頭が入っていかないのが動画で確認できますねぇ……。

そして、痛恨のロスト。はずかちー。
もっと果てしなく長い間ロストしてたような気がしてたんですが、意外とすぐに復帰してたんですね。
いや、何のフォローにもなっちゃないですがw

トップの勝田選手は3'26.6……たかだか3kmちょいで20秒近く離されてます。
速報ボードがなかったのでトップタイムだけオフィシャルの方に聞いたときに帰ってきたのが↑のタイムだったので、驚愕しましたね。全日本の壁は高く……厚いッッ！！


・SS2 YASUDA I(6.35km) TIME 7'57.0(Stage Pos 12/13 ・Total Pos 12/13)


グダグダwww俺wwwwww

いや、こうやって動画で後から確認すると何処から駄目になったのかが一目瞭然なんですけどね。やーコーナー多すぎですよぅ（ぉ

とりあえず1スピンありながらもクラス最下位は回避。落ち着け落ち着けと言っているお前が落ち着け！って感じですね。うぅぅ……。あとは、「ごめん」と言っとる間に次を読めよと。

近年稀に見るグダグダなノートリーディングにただただ反省です。

例のスピン前辺りからドラ・ナビ共にクルマの動きに違和感を感じていたんですが（ドライバーはもっと早くから感じてたらしいですが）、多少右足が下がったくらいでリエゾンではそこまでおかしな動きでは無かったので、とりあえずサービスでアライメントを診てもらうにとどめて特にアーム交換等はしない方向に……。


・SS3 SKI AREA I (1.21km) TIME 1'22.1(Stage Pos 11/13 ・ Total Pos 12/13)


というわけでギャラステのスキー場です。

距離も短いので、外から見てるとあんまり面白くないのかもしれないですが乗ってる方は結構シビれるコースでした。特にダートインしてから広場に出てきた辺り。

最終コーナーでは派手にスライドさせて、ドラナビ共にフィニッシュ後にフヒヒヒwwwとか言ってますね。
ここでのトップタイムは同チームの福永社長で、うちのクルーより6秒位速く走ってます……ってことはほぼキロ6秒差か……むむむむ。


ちなみに途中で右だの左だの言ってたのは、ダートインのコーナーが僕の頭の中で一個手前の右だと思い込んでたのが原因です。この辺、2本のレッキ+オンボードでもっと詳細にステージ全体が記憶されてないとだめだなぁ……と思った次第。

あとは、最後の方でかなりリーディングが走り気味だったのも反省点。
次から次にコーナーが来るので、何処で切ったものか……なんて思っていたらあんなザマに。


とりあえず、セクション1はここで終了。サービスインです。
とりあえず、足に関してはアライメントを取るに留めてセクション2へ……。



TO BE CONTINUED...