SJ30F's Evolution.のブログ一覧

昨日後期触媒にセンサーボスを取り付け、何週間かぶりにＡ／Ｆ計が復活したのは既報

今夜は、そこで発生した恐ろしい現象をお知らせします

設定を外していたＡ／Ｆ計情報を戻そうとe-manage ultimateにＰＣを接続しフロントパネルタブのＯＰＴＩＯＮ１にＡ／Ｆ計に設定
変更後、ロガー機能にてＡ／Ｆ値が正しいことを確認

そして、何気に本体ロガーデーターを吸い上げようと、吸い上げボタンをクリックした時に事件が置きました！！

『関数を実行しようとしましたが。。。』

とエラーが発生し通信が遮断された旨のダイアログが現れ、ＯＦＦ－ＬＩＮＥに遷移

と同時に、アイドリングが乱れ始めたのです
何が起きたのかさっぱり判らず、e-manageへの再接続も試みましたがアプリを再起動しても駄目
試しに本体ロガースイッチを操作するも反応せず、e-manageによるモニターは絶望的

ふとＡ／Ｆ計に目をやると！！

そこに表示されていた値は！！

なんと！！

１９台！！
※経済空燃比ですら１７台ですよ


この時、助手席側の外に居たので、慌てて運転席側に回りエンジンを切りましたが、切る前にメーターを見ると、エンジンチェックランプが爛々と点っているでは有りませんか

一体何だったのか？

良く判らないままエンジンを再始動した後、再度本体ログ吸い上げボタンをクリックすると、再び同じダイアログが表示され、通信遮断状況把握の為、試しに本体ロガースイッチを操作するもやはり反応せず
そしてやはりアイドリングが乱れ始まった為、直ぐにエンジン停止しました

ある要因が予想出来たので、再再始動後、すぐに本体ログ機能を動かして新たに５秒程ログを採取し、ＰＣより吸い上げ操作をしてみたところ、今度は問題なし


状況からして言える事は、

①　本体ログ収集にて不具合が起きる事から、本体ログに何らかの不正データが記録されている。
②　エンジン制御状態、本体ロガースイッチの反応状態からしてe-manage ultimateが異常な状態に陥っている。

の２点で、

①に関しては、仮に不正データが記録されていたとしてもアプリケーションプログラムのエラー処理が適切であれば、通信遮断に陥るような事は無いはずであり、関連する部分のプログラムが不適切であると言える。

②に関しては、状況からトリガーとして①が有力であるが、データ収集関連の処理でエラーが起きたからといって、エンジン制御系まで影響を及ぼすようなプログラム構造は非常に危険であり、構造が不適切と言うよりも、例えるならば某原発の非常用発電設備が水没の危険がはらむ階下にあったのと同レベルの大問題である。だってこの現象が走行中起きたらどうなります？間違いなくブロー一直線ですよね



前回のブローとの関係は定かではありませんが、これだけは言えます

ブローしたのは本体ロガースイッチを付けた後で、助手席にＰＣを置いてあれこれ機能確認している時でしたその時頻繁に通信の遮断も発生してました



あれこれ機能確認してるのは、自分用心深く職業柄もあって、あらゆる機能を試し動作を確認しないと気が済まないんです

職場では過去に多くの取引先の装置メーカーさんが泣かされてます

だって不特定多数の人に扱わせるシステムは、どんな操作（例え仕様を逸脱するような事でも）をされても不具合が起きないような構造にしないとダメでしょ

装置制御や通信アプリケーションでは、仕様外の操作やエラーが発生した場合のエラー処理は、その後の操作に支障をきたさないようなシナリオを考えプログラムしますどちらかと言うと通常の動作部分よりもそういったエラー処理に多くの注意を払い、多くの時間を費やしてプログラミング＆テストします

ところが、最近のシステム屋を取り巻く環境をみてみると、システムに疎い方々により重要な判断がされてますよね
本来一番重要なエラー処理部を、無駄だとか過剰スペックだとかと難付けて軽視させ、低コストで立ち上げた（そりゃエラー処理抜きのプログラムなら簡単に出来ますよ）と上っつらの成果を過剰発表して成り上がり

そして、追々発生する不具合の責任は一切取らない下手すりゃ平然と『何でこんな事が起きたんだ』とシステム屋のせいにする


うちの会社もこんな状態ですが、某原発やトラストさんも似たような状況なんでしょうね



残念な世の中です





この件は、本日電話にてトラストさんに問い合わせをさせて頂きました


本日の見解としては、実験の結果再現性は無く、恐らく本体の不具合ではなく、異常データが記録された為の一時的な誤動作が考えられる為、一度リセットして様子を見てくれとの事

とりあえず指示通りにリセットして様子見してみる旨を回答すると共に、トラストさんサイドでも、エンジン制御に影響するような不具合の有無を重点的に継続調査し、連絡して頂ける様お願いをしました

勿論快く引き受けて頂けましたし、トラストさんの電話対応は非常に好感がもてます






性格上、こう言う爆弾が潜んでいるかと思うとおっかなくて弄る気になれません
トラスト開発部メンバー殿期待してます早期に潜在不具合を検出し改修して下さいお願いします

結局後期タービンです

後期マニは取り付け候補地多々有ってイイですね

Ａ／Ｆ計も復活しました


早速データ取りに取り込もうとしたら重大バグ発覚


悪魔の黒い箱じゃん

６型タービンも無事摘出です

皆様に頂いたアドバイスに従い、その辺一周してから作業開始

ボルトの頭をポンチで小突き、今回はスピンナーハンドルを使い、腰を入れてグイッと

３本とも素直に緩みました






ところがエンジン換装時に組んだばかりの触媒取り付けボルトのエンジン下側がカジリ気味思えば組み付け時も渋かったなぁ
騙し騙し何とか外れてホッ



タップでしっかり修正


さぁて、どっちのタービンを組もうか



見た感じは４型の方が大きいですね







ﾆﾔﾘ

昨日、盛岡ストレート閉店間際駆け込みで購入したプラグ穴用ネジ山修正器

使ってみました

結果はバッチリ

プラグがスルスルって入るようになり、最後はカチッっと締め付け出来ました

バキュームに細い管をつけて粕も吸いだしたし、復活か？





なぁ～んてたぶん一度バラバラにしますが

先日書いた、『本日の何これ』の正解はこちら

前回塗った時は、あっちに行ったりこっちに行ったり塗るの大変だったので、今回はこの作戦で楽しました

に座ったまま

プシュー

楽々です

さぁて、出遅れちゃったけど、後片付けしてストレート覗きに行こうかな


ところで、東北ジャンボリーって何ですか？？？