イエローカード

「昼からバレンタインのチョコを作るから、息子と２人で出かけてね」とヨメはんに言われ、しぶしぶ出かけるふりをしたが、内心は「やったー！HSBを堪能するぞ！」であった。

いざしゅっぱ～つ！アクセルを踏むと、体感指数200%。800～3000の間ががらっと変わっているのが分かる。隣に息子を乗せているのも忘れ、いろいろ試していると…「お父さん、気持ち悪い…」と息子に言われスローダウン。

茶店を見つけて小休止する。そして、茶店を出発してしばらくすると、センターメーター内に黄色ランプが点灯しているのに気づいた。点灯しているのはタイヤマークのランプ。「やばい！パンクか？」と思いつつも「ランフラットだからいいや…」と走り続ける。でも、ちょっとナーバスになっているので安全運転。それでもランプが点灯しているのは気分が悪いので、近くのスタンドで給油＆エアーチェック。店員にどのタイヤが一番空気がなかったか聞くと、「どれも2.0くらいでした～」という返事。空気圧を2.3にあげてもらったので、ランプはやはり点灯しない。

なぁにぃ！ということは…　黄色の点灯は「空気が少し減ってますよ」のお知らせって訳？赤の点灯は「空気がたくさん減ってますよ」ってことか？

取説見れば絶対書いてあるはずだが、HSBを堪能できなかった自分としては、意地でも見たくない気分。無知が故につまらぬ意地を張ってしまった昼下がりであった。