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RT141N14のブログ一覧

2021年03月25日 イイね!

「ジャガー」というよりイノシシか?

「ジャガー」というよりイノシシか?代車として2020年登録・走行約5000kmの250PS版ベースグレードを1週間弱お借りしました。ただこの仕様は2019年10月にはカタログ落ちしているようで、タイヤが2018年製だったことからも生産はその辺りだったと思われます。

とにかくエンジン・トランスミッションやシャシといった基本部分をはじめ、各部の煮つめが足りないとしか言いようのない印象でした。XEと並んでジャガーの中では最も廉価なモデルではありますが運転した感覚はXEとは比べるまでもないほど雑で、500万円を切る価格も割高にすら感じられます。

初代レンジローバー・イヴォークとプラットフォームは共通ですが、イヴォークとて決して満足な仕上がりではなかったとはいえこのEペースよりはまだマシでした。元々個人的にSUVには興味はありませんが、それだけになおさらこのうすらデカいガタイを背の低いクルマと同じように走らせようとすること自体に疑問を禁じ得ません。

貸していただいたクルマにケチを付けるのも失礼な話ですが、無用に大きな図体の洗練とはほど遠い所作には乗っている間ずっと不条理な印象を受けました。極端な言い方ですが、「罰ゲーム」という言葉すら頭をよぎりました。
Posted at 2021/03/25 10:40:03 | コメント(1) | クルマレビュー
2021年02月01日 イイね!

A5スポーツバックとの10年

A5スポーツバックとの10年2011年の始めに新車購入したアウディA5スポーツバック(8T型、以下「A5SB」)が、先日満10年となる12カ月定期点検を受けました。
5年ほど前にクルマレビューにも簡単に書いていますが、この辺で今一度一つの区切りとして振りかえってみたいと思います。


思い返せば、購入のきっかけは車検を迎えたポロ(9N)の代替えでしたが、その時点で10年選手になろうとしていた156の後継としてゆくゆくはメインの座に…という考えもありました。
というよりも、子供の頃から好きだったセダンベースの5ドアハッチバック、しかもクーペ的に背が低くてA4セダンよりも均整の取れたスタイリングにいわゆる「一目惚れ」だったというべきかもしれません。

全体的にも装飾は控えめで流麗に映りますし、A4にはなかった「ガーネットレッドパールエフェクト」という赤メタリックのボディ色もまさに好みのど真ん中でした。
当時話題となったシングルフレームのグリルは目立ちすぎかとも思いましたが、某L車などのフォロワーがもはや一線も二線も踏み越えた今となってはむしろ大人しい部類ですね。

ともかく、いてもたってもいられずディーラーへ実車を見に行きました。
ですが、日本デビュー間もなかった当時は人気の高さに展示車を用意する余裕もなく、納車予定のクルマを眺めるしかありませんでした。試乗も同じパワー&ドライブトレインのA4アバントで「代用」してしまったのですが、これは大きな誤りだったことに後で気づきます。
商談ではダメもとでブラウンの内装色を頼んでみたら通ってしまい(標準は黒)、あとはパーキングアシストとB&Oサウンドシステムを注文してほぼ好みの仕様ができました。


さて、いざ納車後は家族一同用メインの座はこちらに移り、156からデミオ(DE)・147を経て現在のM3に至るもう一台は事実上私専用となりました。ちょうど娘が生まれるタイミングだったこともあり、始めのうちはチャイルドシート2台をくくりつけてよくあちこち出かけました。

背高系全盛の昨今ですが、この背低グルマを10年間大人子供2名ずつの実用に供して居住性・積載性・使い勝手ともに不満は全くありませんでした。
スライドドアとは対極の分厚く開口部の狭いリアドアからの乗降時も、しっかり教育したせいか家族全員注意して開閉するようになっています。
ベースのA4から削られた後席居住性も、身長180cmの私でもそれなりの距離を過ごせるだけのレベルはありますので、中学生となって165cmを越えた息子からもそうそう文句が出ることはなかろうと思われます。




そうして10年間で77000kmを後にしてきましたが、全体的なコンディションとしては贔屓目を極力排してもそれほど「くたびれた」感じは見受けられないように思います。

カーポート保管の賜か5年前に再コーティングしたボディは塗装や無塗装樹脂部品の色あせもなく、「お決まり」と思っていたサイドウインドウモールのめっき白濁もみられません。
強いていえばプラスチックのヘッドライトがやや濁ってきているかというところと、あとは給油口フタの落下防止ストラップが最近になって切れました。


内装も運転席の革表皮こそ多少のたるみや擦れがみられますが、パネルやスイッチなどは経年でべたつくような表面加工がないせいか、一見してわかる劣化はないように思います。
直したところといえば、表面の層が剥がれることがあるエンジンスタートボタンをリコールで交換されたことと、サンバイザーの固定フックが折れて交換した程度です。
元々の組み付け精度が高いのか、一昨年のドライブレコーダー交換で内張を脱着した際も微塵のズレも浮きもなくはまりましたし、他にも異音や振動など建て付けの悪化を窺わせる症状はありません。ただ、取り外し可能なリアゲートの2分割パーセルシェルフだけは不整路で時にガタガタ音を立てることがあります。


装備品の機能面に関しても特に大きな問題はありません。
よく輸入車の定番トラブルと言われる「窓落ち」についても、今どきのサッシュレスドアの例に漏れずドアを開けると窓が少し下がる作動頻度の高い仕様ながら、当面のところ全く無縁です。
MMI(インフォテインメントシステム)は点検入庫時に適宜更新を受けていますが(地図データは除く)、今も忘れた頃にブラックアウトすることがあります。せいぜい音楽が聴けない程度ですし、再起動で復帰するので気にはしていません。あとは、時々映りが悪くなったパーキングアシスト用リアカメラを交換した程度です。
余談ながら、音楽ソースの操作はまだしも、空調操作までタッチパネル化する最近の動向は甚だ疑問に思います。


走行機構の面では、始めの頃はエンジンオイル消費が問題でしたがその後は大過なく、最近になって一般消耗品以外に寿命を迎える部品がぼちぼち出てきたかというところです。
大きな修理項目を箇条書きにしてみます。なお、整備は一貫してディーラーで受けてきました。

(2014/1 : 23000km) ピストン交換・ECU更新(オイル消費過多対策、保証内)
(2016/2 : 41000km) 補機ベルト交換
(2017/1 : 47000km) タイミングチェーンカバーガスケット交換(オイル滲み)
(2020/3 : 71000km) Sトロニックメカトロユニット交換(偶数・後退ギア使用不可)
(2020/10 : 75000km) ウォーターポンプ交換(水漏れ)

距離が伸びていないせいもあるかと思いますが、目立つのは保証のピストン交換と昨年のSトロニックという「超大物」くらいでしょうか。
直噴エンジンということで煤貯留のためかここ1~2年ほど冬場に始動不良となることがありましたが、プラグ交換で治まっています。


大まかな調子としても、特に変わった印象はありません。
エンジンは元々低回転重視型なのでレスポンスを四の五のいわなければ今でもパワーに不足はありませんが、アイドル振動が若干気になってきた程度です。マウントがそれなりに劣化してきたのかもしれませんが、それでもスナッチまでに至らないのは縦置きの長所ですね。
Sトロニックも修理後は新車時の滑らかな変速を取りもどしていますし、ステアリングやブレーキ(パッドとローターは一度換えました)も目立って気になるところはありません。
街乗りでは5~6km/L台・高速巡航だと10km/Lを越える燃費についても、特に変化はありません。


ボディの剛性感は変わらず高いのですが、サスペンションは一度ダンパー・アッパーマウントを交換したものの他のブッシュはそれなりに劣化していると思われます。
スタビリティは変わらず盤石ですし、ステアリングインフォメーションは元々そんなに多くはなかったこともあり操縦性に変わった感じは受けませんが、乗り心地については突き上げが目立ってきた感があります。大入力はボディまでに減衰されるどころか跳ね返すような「生硬い」感じで、お世辞にも落ちついているとは言いがたくなっています。
156ではブッシュ(アーム)交換でめざましい改善をみましたが、前後マルチリンクとあっては部品代だけでも大変なことになりそうですし、とてもそこまでのエネルギーは注ぎ込めないというのが正直なところです。


大まかにはこんな感じです。
面白みのないエンジン・見切りの悪さと車両感覚のつかみづらさを除けば気に入ってはいますが、乗り続ける理由が「代わりがなくなってきたから」という消極的なものに年々変わってきたように思います。
時々現行アウディ車(A4以下)を代車で貸していただくのですが、クルマとしてはますます無味乾燥になった感を受けます。かといって、別に乗ったXEやジュリアなども心を奪われるというより「悪くはない」というのが正直なところだったのですが。
主な原因としては、機構的にはEPS化やトランスミッションの度を越したハイギアード化、他にはあざとさを増したデザインや操作性が犠牲となったエアコンなどの「ハイテク化」のように思います。

自分が頻繁に乗らないとはいえ「ドライバーの意向を無視するようなクルマに大枚をはたくのはバカバカしい」という気持ちは抜けきらないので、薄いとはいえ今のクルマよりはまだ味が感じられるこのA5SBには(これから手間はかかるでしょうが)当分乗り続けることになると思います。
Posted at 2021/02/03 15:43:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | A5 | クルマ
2020年12月21日 イイね!

FWD化もむべなるかな

FWD化もむべなるかな代車として2011年式(E87型最終年式)・走行約55000kmの個体を4日間ほどお借りしました。
ランフラットタイヤ(とおそらくはくたびれた足回り)によるお世辞にも快適とは言いがたい乗り心地が最大の難で、それさえ改善できればBMW入門車として不足のないクルマでしょう。ただ面白みや全体的な魅力という点では前所有車のアルファ147 1.6の方が上手だと思いました。

また、個人的には普通に走っている限りトルクステアがない以外はRWDらしさをあまり感じられないハンドリングも気になったところで、1シリーズが3代目F40型でFFに転じる際に「顧客は駆動方式よりも利便性を重視する」としたBMWの弁にしても「らしくないハンドリングを与えていてはユーザーがRWDの良さを十分理解できなくても当然ではないか」と思えてしまいます。
Posted at 2020/12/21 11:21:42 | コメント(1) | クルマレビュー
2020年11月11日 イイね!

新型4シリーズ拝見&スプリング純正戻し未遂

新型4シリーズ拝見&スプリング純正戻し未遂私のM3はこの間もドアロックやハンドルにつながる操作ロッドが遊んでしまうために経年劣化で壊れた内部ラッチのグロメットを交換したところですが、これに限らず古いクルマを日常に使っていると普通消耗品とは認識されないような細かいところもどんどん劣化して機能を失ってきます。


大物部品は純正とOEもしくは社外品の価格差が馬鹿にならないためネットで内外の部品屋さんから非純正の部品を通販で購入することが多いのですが、こういう小物は例え扱いがあってもそもそも純正の価格が低いのでそれほど割安にはならないこともあり、またそれだけを注文するとなれば今度は送料が馬鹿になりません。

なので、最近は小物だけ入り用の場合はディーラーで注文することが多くなりました。お店にとってはあまり有難くない客でしょうが、これまでお願いしたものはたいてい日本に在庫があり2~3日でご用意いただけているので大変助かっています。

一応、そのBMW店もA5スポーツバック(SB)をお世話になっているアウディのお店と経営母体が同じなので、ご堪忍頂けたら…と勝手に思っているのですが。


長い前置きで恐縮ですが、そういうわけで冒頭の作業で苦しめられたドア開閉ロッドをドアパネルに固定するクランプとその他小物を注文しに先日またディーラーへ伺いました。いざ店内へ入ると、タイトル画像の新型4シリーズクーペ(G22型・M440i)がデビューしたてとあって正面に展示されていました。

適合・在庫確認待ちの間に少しだけ運転席に座ってみましたが、やはりウエストラインははっきり高い上にボンネットはもう一段高いので、湯船に首まで浸かる感じの居心地になります。低いボンネットを見下ろす感じで窓枠に肘をかけることもわけないほどウエストラインの低い私のE36とは、予想していましたがやはり大分異なります。

E36ではボンネットよりも明らかに上に飛び出すメータークラスターがG22ではボンネットラインより下にとどまって見えるくらい…といえば、別物具合はご想像頂けるでしょうか。

リアのクォーターウインドウや傾斜の強いリアウインドウのいずれも縦方向に短くて外観からはかなり後側方の視界が悪そうに見えますが、運転席から見るとうちのA5SBと大差がないように見受けられました。ウエストラインが高いので外に首を出して車庫入れするのはツラそうですが…。

また先に述べたとおり埋もれた感じの運転姿勢ながら、Aピラーはさほど太くも寝すぎてもいないように映り、前方に関しても案外視界は悪くなさそうに見えました。昔からBMWは取り回しがしやすいようにしっかり考慮して視界にかかわる内外装の形状を設計していると聞きますが、その伝統は受けつがれているように感じました。間違いなくA5SBよりは見切りがよかろうと思われます。付けくわえると、ステアリングホイールやペダルのオフセットも皆無でした。

最後にまた外から眺めてみましたが、生理的に受けつけないあの大口グリルはもとより、全長4700mmオーバー・全幅1850mmとあってはやはり「デカい」。
買える財力があったとしても、これはちょっと…というのが正直なところです。




その足で、スプリングをアイバッハから先日ようやく入手した中古の純正(画像)に交換すべくいつものお店へ向かいました。
結論から申し上げると、なぜかフロントのスプリングと上部スプリングプレートのサイズが合わず(スプリングの方が大径)、脱落の恐れがあるため残念ながら断念しました。たまたまお店のあるスタッフが318isにお乗りで、そちらで試したいとのことでお譲りしました。

というわけで足回り純正戻しの夢は見事についえてしまいましたので、諦めてフロント1cmダウンで我慢しようと思います。
Posted at 2020/11/11 14:41:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2020年10月05日 イイね!

代車ジャガーXEのスマートキー電池交換

M3をブレーキその他のメンテで預ける間、前にもお借りしたジャガーXEのディーゼル(の異なる個体)を貸してもらっています。

たまたま間が悪く(?)、しばらく後に「スマートキー デンチ テイカ」(だったと思う)という警告が出たので、交換しておくことにしました。
とりあえず物理的なキーを取りはずすところまでは直観的にできましたがその先がわからず、ネット検索すると「キーをケースの間に差しこんでこじ開ける」とのこと。
きっちり嵌まっていて壊しはしないかとちょっと心配でしたが、無事開いて電池とご対面。電池はよくあるCR2032でした。



周囲には一応パッキンも入っていましたが、丸見えの基板もふくめ一見子供のオモチャのようなアッサリした造りに見えます。

これまで他に自分で電池を交換したのはうちのA5だけですが(DEデミオは電池がなくなる前に手放した)、比較のためにキーをバラしてみたのがこちらの画像です。



こちらはロックボタンを押して物理キー(一番上)を引き抜き、その中の電池ホルダー(中)のストッパーをつまんでまた引き抜くだけと非常に簡単です。
「臓物」たる基板はキー本体の中にあって外からは見えません。電池ホルダーの周囲はしっかりとしたパッキン(灰色)が付いており、防水性も一度うっかり海に水没させても大丈夫だったほど(笑)万全です。

こういう隙のなさはさすがアウディ(というかドイツ人?)と感心した次第です。
Posted at 2020/10/05 11:14:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ

プロフィール

「単独東方遠征のミッションが入ったので、いつも間接的にお世話になっているパーツセンターへ聖地巡礼。
お盆休みだろうと思ったら門が開いていたので、守衛さんにお願いして中でちょっとだけ撮らせてもらいました。」
何シテル?   08/09 21:47
今の時代にNA・MT車をこよなく愛する天の邪鬼?です。まっとうな家庭人としての顔との両立に日々悩みつつも楽しんでおります。よろしくお願いします。
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