みなさん。こんにちは。
タイトル画像の「昭和のクルマといつまでも」
ときどき見てます。
記憶の中しかなかった車が実際に動くところを見られるので、面白いですよ。
ということで、それにならって、チョロQでも再現します。
最初は「トヨタ2000GT」。
有名な車です。
最初に知ったのは「サーキットの狼」というジャンプ連載の漫画でしたが、
それより前に映画「007は二度死ぬ」を再放送で見たときにカッコいいオープンカーが出てきてすごく印象に残っていた記憶があります。
流れるようなフォルムは今見ても素晴らしいデスネ。
マフラーはセンター二本出しのキャプトンマフラー。※ワインボトルみたいな形
チョロQでは再現されていませんが。
最大の特徴はこのリトラクタブルヘッドライト!
日本車初の装備。カッコいいですよねー。
全体的なデザインはジャガーE-Typeに似てます。センターマフラーも同じ形。
「・・・サスペンションについては、前後輪ともコイル支持によるダブル・ウィッシュボーンとして操縦性と乗り心地の両立に成功している。また、操縦性に配慮してステアリング機構はラック・アンド・ピニオン式とし、高速域からの制動力確保を企図して日本初の4輪ディスクブレーキ仕様とした。
エンジンは、クラウン用として量産されていた当時最新鋭の直列6気筒7ベアリングSOHCエンジンである「M型」(1,988cc・105PS)のブロックを流用し、ヤマハの開発したDOHCヘッドに載せ替えるなどして強化した「3M型」を搭載した。このクラスのエンジンとしては小型軽量であり、前車軸より後方寄りにエンジン搭載する、後年で言う「フロント・ミッドシップ」レイアウトが可能であった。
3M型は、キャブレターを三国工業(現・ミクニ)がライセンス生産したソレックス型3連キャブレターとし、150PS/6,600rpm(グロス値)という、当時の日本製乗用車の中でも最強力クラスの性能を得た。これにフル・シンクロメッシュの5速MTを組み合わせた2000GTは、0 - 400m15.9秒の加速力と、最高速度220km/h(最大巡航速度は205km/h)を実現、当時の2L・スポーツモデルとしては世界トップレベルに達した。」※Wikipediaより
当時その性能を知らしめるために「スピード・トライアル」という周回路をどれだけ高い速度で長時間、長距離を走れるかという記録に挑戦しました。
平均時速200km以上を72時間走り続けました。今なお名車です。
今のトヨタ86を見た時に2000GTに似てるなあと思いました。やはり意識しているんですかね?
では次もトヨタから
カローラ レビン TE27です。
いやー。懐かしいデスネー ってデビュー当時もちろん私は免許を取れる年齢ではなかったですが! 中古が意外に多かったのか、いとこがシャコタン、直管マフラーでブイブイ言わせていたのを覚えています。
やはりこのファミリーカーのカッコをしているのにエンジンはすごいのを積んでいるという「羊の皮を被った狼」感がたまらないデスネ。ボルト止めのオーバーフェンダーが迫力です。
「無類のラリー好きであった久保地理介(後のトヨタ自動車副社長)が「セリカの2T-Gエンジンをカローラに積みたい」と言ったことから開発がスタートした。 1972年3月に登場。~中略~ カローラクーペとは、FRP製オーバーフェンダー(生産時期によっては金属製のものもある)の有無で区別できる。エンジンは上位車種ではあるが、成り立ちはカローラ派生の、セリカ1600GTから移植された2T-G型 1.6L DOHCエンジンが搭載された。正確にいえば、レギュラーガソリン仕様の2T-GR型 (110ps) と有鉛ハイオクガソリン仕様の2T-G型(115ps:グロス値)が設定されていた。」※Wikipediaより
ボディーカラーはこのグリーンと今の86にもあったオレンジでした。
では、このレビンのエンジンを積んでいたセリカ1600GTを紹介します!
1970年登場の通称「ダルマ」ですね。
いいデザインですよね。すっきりしたというか、平べったい形。
ヘッドライトが奥まった位置にあり、なんとなくアメ車っぽい。
「通称は「ダルマセリカ」または「ダルマ」。由来は、当時としては珍しく、ボディがだるまのようにふくよかなため。また、スラントノーズのフロント部を正面から見ると、ラップアラウンドタイプのメッキバンパーがダルマのひげ面に見えるからであると言われている。~中略~ グレードはT型1,400㏄を積むET。2T型1,600㏄シングルキャブを積むLT。2T-B型1,600㏄ツインキャブを積むST。ヤマハ製の2T-G型DOHCエンジンを積む最上級グレード1600GT。」※Wikipediaより
マイナーチェンジ後の1600GTVはラジアルタイヤ標準装備。確か日本車初でした。
テレビでもラジアルタイヤの宣伝をバンバンやっていて・・・当時何がいいのかさっぱりわかりませんでしたけど。
セリカはこの後二代目にチェンジ。
A40/50型(1977~1981)。
ちょっと太りましたか?
なーんかイマイチですネ。
排ガス規制かなんかで国産車の性能が軒並みダウンしていた時期です。
その後マイナーチェンジでエンジンをEFI化、排ガス規制に適合しDOHCが復活。
「セリカXX(現スープラの祖先)」も登場します。
このマイナーチェンジ時のキャッチコピーは「名ばかりのGT達は、道を開ける」。これはDOHCエンジンを設定していたセリカに対し、直列6気筒SOHCエンジンを搭載してGTを名乗っていた日産・スカイライン(C210型・通称ジャパン)を挑発したものでした。
いやー今ではありえない宣伝手法ですよね。
LB(リフトバック)という形や名称がはやりましたよね。
次は日産から
もう語らなくてもいいんじゃないかと思う「フェアレディZ」です。
まずはS30型
このチョロQは「ダットサン フェアレディ240Z」。1972年モンテカルロラリー仕様です。
ラリーではフェアレディZは活躍していましたね。サファリラリーも有名です。
チョロQではこのスタンダードな形のZとあのノーズを装着した、
240Z―Gです!このとがったノーズ。通称「Gノーズ」を装備、FRP製のオーバーフェンダーも標準装備でした。この240Z-Gもどきが巷で氾濫。きれいに作っている車は見分けがつきません。記憶では純正の240Z-Gのマフラーは「縦二本出し」という変わった配置だったように思います。
Zはその後3代目となり、Z31型となります。
セミリトラクタブルヘッドライト、ロングノーズショートデッキ。
全車ターボエンジンで武装。でもカッコがねゴテゴテしすぎると思いません?
「エンジンは直列6気筒のL型から新世代V型6気筒エンジンであるSOHCターボ2.0LのVG20ETと3.0LのVG30ET (輸出仕様にはNAのVG30Eがある)全グレードにV6ターボエンジンを搭載した。」※Wikipediaより
V6は魅力ですが・・・(調べたら直6のRB20DETを搭載したモデルもあったそうです。こっちのほうが走りは良かったかも?)
そしてバブル到来の4代目。Z32ですね。1982年登場。
キャッチコピーの
「スポーツカーに乗ろうと思う」
いい響き。 今言ってみたいけどお金が・・・
この車を初めて見た時、そのデカさに驚きました。特に車幅が!
エンジンはV6のVG30DETT ツインターボです!
当時ターボ全盛でツインターボやらトリプルターボ、シーケンシャルツインターボやら。
マフラー4本出し。スポーツカーというよりもスペシャリティーカーみたいでした。
5代目Z33型 2002年
バブル後に社長に就任したカルロスゴーン氏により復活。
個人的にはあまり好きじゃないですね。今のZもそうですが、大きくて重たそうなんですよ。
では いったんここで終了します。
続きは後ほど。