東京地下鉄博物館 その1
投稿日 : 2009年08月16日
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東京都江戸川区は葛西。
東京メトロ東西線の葛西駅のガード下(この線区は地上を走っていますw)に、東京メトロが運営している地下鉄の博物館があります。
で、入り口。
切符の券売機そっくりの自販機でチケットを購入。
入り口は・・・電車の博物館らしく、自動改札機です。 (笑)
機械はホンモノらしいですよ♪
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東京の地下鉄で1番古い路線。。。
日本で1番古い路線w。
銀座線です。
区間開通で、浅草~上野間が1927年(昭和2年)に開通しました。
秋葉原近辺に「万世橋駅」という、唯一廃止された駅を持つのも この路線です。
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現在の東京メトロネットワーク。 (笑)
といっても、皇居付近のごく一部です。 ^^;
ちなみに銀座線はオレンジ、青は東西線、赤は丸の内線・・・というような色と、路線名の頭文字を取ったアルファベットで区分けされています。
同じ名前の駅でも、ホームの表示の色が違うので、「○色の○○番」というと「○○線の○○駅」という具合に区別できるようになっています。
丸の内線だったら「M」、銀座線だったら「G」ですね。 (笑)
現在・・・13路線ですかね? 走ってるのw。 ^^;
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初代・丸の内線300形の1号車(本物)です。
丸の内線は1954年(昭和29年)に池袋~御茶ノ水間(たったの6.4km ^^;)が開業しました。
その後計画通り延伸され、現在は約24kmの区間を所要時間 約50分で運行されています。
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このプレートにも説明がありますが、丸の内線の300形車両は純国産。
列車の安全に関わる各装置や他の運行装置等の技術は特許料を支払って採用したものの、製造は全て国内で行われていました。
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300形の運転台と客室です。
運転台はシンプルそのものw。 ^^;
ややこしいシステムは何にも付いていませんね。 (笑)
客室にもエアコンは無し!!
扇風機だけですw。
まあ、クーラーを装備できない技術的な理由もあったらしいんですけどねwww。
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その、大きな理由のひとつがコレw。 車両の電源確保の方法です。
通常、電車の電源(動力源)の獲得方法は大きく二つに分かれます。
架線方式(「パンタグラフ」で屋根から取る)のと、第3軌条方式(3本目のレールから取る)です。
東京地下鉄では、丸の内線と銀座線のみ、この第3軌条方式を採用しています。
下の写真、左端に写っている3本目のレールが第3軌条、上の写真の赤いところで電気を取って各電源として使います。
この第3軌条方式を使った電車が切り替えのポイントを通過したとき、電源が途切れる事になります。
古い車両だと、一瞬 停電が起きたように車内の照明が切れたことがあったんですけど。。。 ^^;
今はそれに備えて蓄電できるシステムがあるので、停電状態にはなりません。 (笑)
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さあ、銀座線1000形の第1号車です。 ^^
昭和の初めに走っていたこの車両は、年を経るごとに近代化の改造を受けながら走り続けてきたそうです。
同型は1975年までに廃車。この1号車は1970年に万世橋近くの交通博物館に寄贈され、そこに展示してありました。
そこで開業当時の状態に復元され、現在に至っています。
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