grow GR86 GROW Design×HALsprings スポーツサス  

純正サスの乗り味が気に入っており、このままで行きたい気持ちがあるなか、どうしてもフェンダーの隙間を縮めたいので足回りを交換しました。

今回、YouTubeでの佐々木選手のサーキット走行やレボリューション号の峠道で評判の良かった、純正ショックとgrowさんのダウンサスの組合せにしてみました。

また、前車BRZで使用していたタイヤセット（245/40/17 9j）でサーキットを走りたいので、キャンバー調整用に前後ピロアッパーにし、新車外しの純正サスを購入して組み上げ、いつでも純正サスに戻せる様にしています。

その他部品は以下です。
•リヤショートスタビリンク（ZC6）流用品
•フロントスタビリンク（ZC6）流用品
•レフィルスピード純正対応ピロアッパーマウント
•レイル純正対応ピロアッパーマウント

設定について、
growさんのリヤバネを組むと純正ショックでは、ほぼプリゼロ位でした。
乗り心地が良いのはこの辺りでしょう。

インプレですが、
フロントキャンバー2度、フロント、リヤトー0での状態になります。

荒れた道ではコツコツ感が若干大きくなりますが、大きなうねりでのバンプタッチ後の挙動は純正同等で、それ以外は、ほぼ純正サスペンションと変わりないです。ちょっとビックリでした。

下がり幅は規定の30mmダウンに対し、フロント25mm、リヤ22mmのダウンとなり、今後のブッシュのヘタリも含めると丁度良い感じです。

ピロアッパーにする事で、ショックアブソーバーの作動音が心配でしたが、異音は感じなく、路面のざらざらを感じられる様になります。

総じて
街乗りは、純正ORG脚と比べると若干悪くなります。
が、すぐに慣れてしまいました。

タイヤホイールマッチングとしては、9J 40の245がいけてます。
これ以上太いタイヤだとタイヤがバネに当たりそうです。

ダウンサスとしては価格が高めで、前後ピロアッパーを揃えると安い車高調が買えます。

ただ、ダンパーヘタリ時のオーバーホールでは、新車外しのダンパーが安く買え、今後年次改良のダンパーや社外ダンパーを試せるので、なかなか良いセットだと思います。

追記
サーキットを走ってきました。
今まで車高調の高バネレートで慣れていると、サーキットでこのレートだと正直ロールが大きく挙動の戻りがゆっくりなので、反応が遅れた時のごまかしが効かないです。
プロはコレで早く走れるのは凄いなと感じます。

ちなみに、同じサーキットでのBRZ（ZC6吸排気強化デフの結構チューンで同じタイヤ）とのタイム差は、コンマ1秒勝ったくらいでしたので、まだまだ自分の改善余地を感じられます。

暫くコレで走り込んでみます。