目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
シートにシルバーラインを入れるため、シートエプロンを作りました。
黒の帆布にシルバーの合皮を使い、アイロン接着テープで貼り合せて作りました。
(2018/11/17再編集)
2
最初にシルバーの合皮でラインを作りました。
シルバー合皮は整備手帳の「ハンドル・ワンポイントメイク(上部)」に使用した生地の残りです。ラインの幅をある程度整えるために、アイロン糊付きのテープ(幅20mm)に巻くことにしました。
テープは手芸用品売り場で見つけたもので、ロールには「ホームクラフト エポ」と書いてありました。
ラインの幅を整えるために使った道具は、バイアステープを作るための「テープメーカW 25mm幅」というものです。
これらに合わせて、シルバーの合皮を幅50mmにカットしました。
3
テープメーカは布で熱接着バイアステープを作るものですが、コレを応用して本来とは違った使い方をします。上側にテープを付けるのではなく、生地の中に差し込む形にセット、織り込んだ側を固定してテープ形状を作ります。
アイロン糊付きテープは糊面を上側にして、折り返した側が貼りつくようにしました。ハンカチで当て布をしながらアイロンを当て、テープをすこしづつ引き出していきます。
10mmほど引き出してはアイロンを当て、それを繰り返します。引き出しすぎると、伸びたり、テープメーカ内で脱線したりします。なるべくテープメーカの近くでアイロンを当てたほうが幅が一定になるようです。
アイロンを当てて、生地が糊付きテープに貼りつくと、こんな感じになります。合皮の裏には布が付いているので、糊もちゃんと貼りついてくれます。
この地味な作業を続けて、1mほどのシルバーのテープが出来ました。
右下の写真はその表と裏です。
これでシルバーラインは完成です。
4
次に、シートエプロン本体部分の型紙を作ります。新聞紙をシートに当て、上からマジックでなぞりながら型取りをしました。
新聞紙の型紙を採寸し、切りの良い寸法に置き換えて模造紙で型紙を作り直しました。
シートエプロンの本体部分には、帆布という厚手の布を使いました。生地が薄すぎるとシワになりやすいので丈夫なものを選びました。シートに着けても違和感のないものと思い、この帆布を選びました。
帆布のうえに型紙をあててケガキをします。下側以外は、折しろを付けて切断します。
右下の写真が切断した帆布です。ピンクのラインはケガキのラインで、写真は裏側になります。周囲に折りしろが付いています。
5
折しろの部分は、折り返して「アイロン接着テープ」というもので接着することにしました。ミシンで縫っても良いのですが、縫い目を外に出したくなかったことと、テープの方が早くて簡単なので、この方法を選びました。
写真の「アイロン接着テープ」は100均ショップで見つけたものです。
折しろ部分に折り目をつけて、アイロンを当てます。しっかり折り目が付いたら、その内側にテープをはさんでアイロンを当てます。
テープの幅は折しろにあわせて切断します。アイロンで15~20秒強く押さえると接着できます(時間は使用するテープの取扱説明に従ってください)。
折しろの接着が出来たら、先に作ったシルバーラインを接着します。これも「アイロン接着テープ」を使用しました。
シルバーラインは帆布より少しはみ出す長さに切断します。
帆布の下側がシルバーランより少し上になるように接着します。シルバーラインの端は、裏側部分を切り取って、内側に折り込んで、これも「アイロン接着テープ」で接着します。
6
シルバーラインが付いたら、表からもアイロンを当ててシワを整えます。
写真の右が表側、左が裏側です。
7
フロントシートのヘッドレストを外し、シートエプロンの穴にヘッドレストのベースを通します。前後左右の位置を調整して、ヘッドレストを戻せば完成です。
8
これで、フロントシートにシルバーのラインが入りました。
ハンドルやセンターコンソールなどのシルバーとマッチして、いい感じになりました。
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