目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
後期型307のフロントワイパーにはワイパーゴムのみの適合品がありません。交換の際は純正品のブレードごと交換となります。
そこで、日本車用のワイパーゴムを流用してみました。
記録としてアップしましたが、これは失敗でした。後日純正ワイパーを購入しました。
(2018/11/17再編集)
2
日本車向けに売られているワイパーゴムの中から、断面形状が似ている(?)ものを探し、ワイパーゴムのみを交換してみました。但し、ゴム一体で整形されているエアロの付いたゴムは売られていません。その為、エアロ部分のないフラットなワイパーになります。
適合品でない為、ブレードがねじれるなどの障害があります。動作中に外れてしまうことが心配な方は、純正品の購入をお勧めします。
最初にワイパーブレードを外します。写真のように両側のストッパーを押さえてブレードを起こすと簡単に外れます。
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ブレードの中央と端の間にある樹脂の止め具を外します。
樹脂なので、手で広げると簡単に外れます。
金属レールを両側から止めている部分をマイナスドライバーでこぜて外します。
しっかりと固定されているのが、ブレード付近のゴムを引きちぎり、ゴムをスライドさせて抜いてしまってからレールを外すと楽に外せます。
ワイパーゴムは前後2本の金属レールに挟まれて固定されています。前後の金属レールを逆方向に開いて、ゴムを引き出します。
4
ブレードの両側についているキャップです。ゴムを引き出した後であれば簡単に外すことが出来ます。
5
使用したワイパーゴムです。
写真上のBOSCH製は650mmで運転席側に使用しました。
写真下のNWB製は750mmで両端のストパー形状を切り落として真ん中の700mm分を助手席側に使用しました。
6
ワイパーゴムの上側の溝に金属レールをはめ込みます。
左上の写真は純正との比較です。右上のツノのようなエアロが付いているのが純正品です。
金属レールで挟む部分が、純正品はやや太めです。その為、流用したゴムでは金属レールの固定部などがやや緩くなってしまいます。
下の写真は助手席側に使用したNWB製のゴムの両端です。
ストッパー形状があるので、この部分を切り落として全長分が同じ断面形状になるようにします。
助手席側は700mmなので、両端を25mmづつ切り落として使用します。
7
キャップと止め具を付けたところです。エアロ部分が無くなりました。BOSCH側の止め具のずれ止めとして、元のワイパーゴムのエアロ部分を一部切り取り、止め具の中に挟みこむことにしました。
これにより、止め具のずれは無くなりました。
NWB製は上面のゴムの幅が広く、止め具をつけるとうまく挟まってくれました。
BOSCH製は上面のゴムの幅が狭く、止め具が左右に動いてしまいます。緩さが原因で、最速でワイパーを動かした時に、先のキャップが外れました。
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運転席側(下側)のみゴムを交換した状態の写真です。
助手席側(上側)は交換前の純正の状態です。
良く見ると、エアロの有無が分かります。
エアロ効果が無くなったせいなのか、固定部が甘くなったせいなのか、早いスピードでワイパーを動かすと金属音がすることがあります。
良く見ると、ブレードがねじれているようですが、純正ワイパーでもねじれていたのか、ゴムを替えた為になのか、原因は分かりません。
ふき取りは問題なくでき、今のところ外れるようなことは起こっていません。
後日、念のためにブレード中央の固定部分をプライヤーではさんでかしめておきました。
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