目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
純正オーディオに、AUXを接続する方法です。純正コードを使わない強引な接続方法です。
純正オーディオにはAUXが接続できますが、専用のコネクターやコンピュータでの設定が必要です。
(専用の純正オプションはAUXインプットコード 型番9706AG)
コンピュータを接続しての設定作業だけはディーラでないと出来ません。あらかじめディーラで設定をしてもらう必要があります。点検時などPPSテスターを接続する作業のあるときに、ついでに設定してもらうと良いでしょう。(工賃は交渉しだいで。。)
コンピュータでの設定が完了するとSOURCEスイッチにより、CD、ラジオのほかにAUXが選択できるようになります。
(2018/11/11再編集)
2
純正オーディオの裏に配線を接続します。まずは純正オーディオを外す為の専用工具を作ります。左上写真は番線という針金です。ホームセンターで当時21円で購入しました。3Φほどの太い針金ですが、巻きで買うとけっこうな値段になるので、番線を流用すると安くすみます。番線とは、支柱や柵などに何かを固定する為に使う太い針金で、U字型の針金の先を交差させた形状になっています。
番線を短く切って、コの字形に曲げます。必要なピッチ34mmですが、だいたいでかまいません。長手方向は50mm以上あると良いでしょう。これを2個作ります。
作った専用工具を、純正オーディオの両端にある2つの穴に差し込みます。差し込んで、何かに当たった感覚のあと、さらに押し込んでズボッとはいればOKです。
左下写真が両側とも押し込んだところです。これで純正オーディオを固定しているロックが外れました。
3
専用工具を差し込んだままで手前にひっぱれば、純正オーディオが引き出せます。
裏側には、大きなコネクタとアンテナ線が接続されています。アンテナ線はコネクタのツメを押さえれば外せます。
4
大きなコネクタは、写真のようにロックを起こせば外れます。コネクタの左下にAUXの端子があります。
ピンアサインは下記の通りです。
4番ピン 右(赤矢印)
10番ピン 左(白矢印)
11番ピン コモン(黄色矢印)
このピンにオーディオ用のコードを接続します。
5
コードは写真のものを使いました。100均ショップで購入した3.5mmステレオコードです。ピンジャック(オス)側をカットして、3本の配線を引き出します。そこに適当なピンをつけて、オーディオ裏のピンに接続します。
身近にあった圧着コンタクトを試した結果、写真のものを使用しました。オーディオ裏のピンにさされば何でも良いのですが、ピンに差し込める形状のものが良いでしょう。使用したコンタクトはモレックス製で型番50802-8100です。たまたま刺さっただけであり、適合品ではありません。
6
コードの芯線を引き出し、コンタクトをつけます。線が細すぎて圧着できないため、半田を流し込んで取り付けました。テスターを使って、どのコンタクトが、右、左、コモンなのかを確認しておきましょう。
コンタクトの上に熱収縮チューブをかぶせて収縮させます。コンタクトの先だけに穴が開いている状態にします。
7
純正オーディオ裏のピンにコンタクトを直接差し込みます。熱収縮チューブは差し込んだ時に隣のピンとの短絡を防ぐ為のものです。
車両からの大きなコネクタを接続します。あらかじめ、コードをコネクタの穴に通しておきましょう。ちなみに、純正品のコードの場合は、このコネクタにはめ込むコネクタハウジングと、コンタクトの付いたオーディオコードがセットに含まれています。
8
純正オーディオを元通りにインパネに押し込んで固定します。コードはセンターコンソールの中を通して助手席下あたりに引き出しておきました。ディジタルオーディオプレーヤーを接続してテストします。
オーディオの電源をいれて、SOURCEスイッチによりAUXを選択します。マルチファンクションディスプレーに「Aux Input1」と表示されます。(このページの一枚目の写真)
接続したプレーヤーを再生し、車両のスピーカから音が出れば完成です。
プレーヤーのイヤフォン端子に接続した場合、プレーヤー側の音量を最大にして車両側のボリュームで調整すると良いようです。
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