ドライブレコーダーの取付け(駐車監視用ユニット付き)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
Yupiteru製のドライブレコーダーを取り付けました。別置きの駐車監視用のユニットが付属したもので、駐車中もドラレコレコーダーへ最大12時間電源を供給するものです(オフタイマーの時間を設定)。
また、バッテリー上がりを防ぐため、バッテリー電圧を監視して指定電圧まで下がると電源を遮断します。
この駐車監視機能用のユニットは、他社のドラレコにも接続して使う事ができます(メーカーは推奨していない)。以前に取り付けたリア用のドラレコの配線にも割り込ませて、前後とも駐車監視ができるようにしました。
出かけた先の駐車場が狭かったり、夜間に駐車場する時など、少し不安があるときに駐車監視の電源を入れるようにしています。
2
ドラレコの取説を元に配線を追記しました。緑の破線でかこった部分が既存のリア用のドラレコです。黄色く色を付けた配線が拡張用に作った配線です。
駐車監視用の12Vを分岐して、リアのドラレコにつなぎます。リアへの駐車監視電源を切れるようにトグルスイッチを着けました。このスイッチは普段は使わないので内装に中に隠しました。(写真はありません)
駐車監視用の電源が、リアのドラレコ回路からアクセサリー電源に回り込まないように整流用ダイオードをつけました。
3
電源監視用のユニットを運転席右下の小物入れに取付けました。
以前にETCのユニットと電圧計を着けていたところです。運転席からユニットの電源スイッチが操作できる位置にしました。
1mmのアルミ板を適当に切ってL型に曲げたものを、小物入れに両面テープで固定しました。そこにユニットを両面テープで固定してスイッチが正面を向くようにしました。
黒いスポンジを現物合わせで切って、両面テープでユニットに貼り、配線が見えないようにしました。
4
整流用ダイオードは電線にはんだ付けして熱収縮チューブで絶縁しました(極性に注意)。
はんだ付けした部分がやリード線が折れないように、タイラップの切れ端をチューブに入れて補強にしました。
整流用ダイオードは、以前に100個まとめて購入したもので、1A、1000Vのものです。1Aまで流せて12V以上で使えるものであれば何でも良いと思います。
5
ドラレコ本体は、運転席から見てミラーの裏側に隠れる位置に着けました。この位置であれば運転の妨げにならない事と、停車時に体を前に動かせば操作が出来ます。
配線はフロントガラスにあるセンサー類のカバーの中に入れました。カバーとガラスのすきまに樹脂の内装外し工具をさ差し込んで、隙間を作り配線を入れ込みました。
天井部もガラスと内装の間に同じ方法で配線を入れ込みました。天井部はサンバイザーの固定具を外しておくと少し配線が入りやすくなりました(次項の写真参照)。天井からAピラーの内装カバーの中を経由して下まで配線を下ろしました。
5Vコンバーターは運転席の小物入れの裏側あたりにある配線にタイラップで固定して、配線類はカーペットの内側に。ダイオードやリアのドラレコとつなぐ配線は、運転席のドア下あたりのカーペットの下にかくしました。このあたりは意外とスペースがあり配線を束ねるのに便利です。
2021/03/28追記
ドラレコの取付位置に付いては、保安基準に適合するように改善しています。下記URLの整備手帳「ドライブレコーダーの取付方法を改善(ガラス→内装部品) 」を参照ください。
https://minkara.carview.co.jp/userid/249939/car/2344519/6289321/note.aspx 6
7
駐車場監視の設定は、ユニットのディップスイッチで行います。
電源監視電源は12.2Vに、監視時間(オフタイマー)は6時間にしました。バッテリー電圧が12.2Vまで下がると強制的にドラレコの電源を落としてバッテリー上がりを防ぎます。当然ですが検出誤差もあるのでバッテリーのコンディションによっては上がらないとは限りません(多分大丈夫)。
電源監視用のユニットをOFFにしておけばアクセサリー電源を供給するので、エンジンの起動、停止にドラレコが連動します。
ONにしておけば、エンジンを停止しても電源を供給し続けるので、ドラレコの録画が続きます。
普段はOFFにしています。
8
取付け完成写真です。
このドラレコは本体のデザインが気に入って買ったもので、固定具を含め見た目がスキッキしています。「ドラレコぶら下げてます」といった見た目を改善する事ができました。
本体に印刷されていたYupiteruのロゴやFULL-HDなどのロゴは、艶消し黒のシートを貼って目立たなくしました。
駐車場監視用のユニットは運転席に座ったままで電源スイッチに手が届きます。駐車監視を行う時は、エンジンを切る前にユニットの電源を入れてかなければ動作しません。
ドラレコ本体の取付けに関する保安基準には次の2点が書かれているそうです。
「ガラス開口部の実際の長さのの20%以内の範囲でなくてはならない。」
「前方を確認する際に、車の室内後写鏡によって、遮へいされる前面ガラスの範囲でなくてはならない。」
今回ドラレコを着けた位置はセンサー類の下なので、その部分の「ガラス開口部の実際の長さ」の上端に着いているので問題ないと解釈しています。
取付け位置に関し、クルマの点検時に何か指摘されたら追記します。
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