GC8 クランクリアオイルシール交換 その①

メンバー上から微妙にオイルが滴って気分が悪い。垂れるほどではないので放置でも良いのだが、GWを利用して第一容疑者を追い詰めます。

クラッチ交換と同じ作業であるが、クラッチ自体はまだ使えそうなので今回は節約します。

とにかく外すものが多い。
まず上から。
・バッテリーマイナス外し
・インタークーラー外し
・インタークーラーステー外し
・タービン遮熱板(上)外し
・フロントパイプボルトナット(上)外し
・ピッチングストッパー外し
・クラッチオペシリ外して吊るしておく
・セルモーター外し(上下でボルトの長さが違う)
・ミッション周りのカプラー3箇所外し
・ミッションへのアース外し

下から。
ドラシャをミッションから抜くために…
・ロアアームバー外し
・ロアアームボールジョイント切り離し
・タイロッドエンド切り離し
・スタビリンク切り離し
・ドラシャのスプリングピン打ち抜き
・ドラシャ抜き
・タービン遮熱板(下)外し
・フロントパイプ下側外し
・フロントパイプとセンターパイプを分離してフロントパイプ撤去
・ペラシャ外し
・シフトリンケージ外し
・レリーズフォークシャフト外し
・ミッションメンバー外し
・ミッション-エンジン結合ボルトナット外し

ミッション降ろす。

・クラッチカバー外し
・フライホイール外し
・クランクシール交換
・状態を見て、サービスホールカバー交換
・状態を見て、パイロットベアリング交換
・レリーズベアリング交換
・レリーズフォークブーツ交換

その他各種清掃とグリスアップ。

写真は上側から一通り外したところ。
これまでに何らか触った経験のある部位ばかりなので面倒臭いだけで造作もないが、いちおう凡ミス防止に養生テープで保護&目印を。

レリーズフォークシャフトを外すの図。
M6ボルトが必要です。
ここを外し忘れるとミッションが割れない。

ペラシャを抜いたところのシール。
新品買っておいたけど、まだ全然綺麗だな…
まぁせっかくだから交換しよう。

エンジンとミッションの結合ボルトとナット。
上2箇所と他箇所でボルトの長さが違うのに注意。GC後期は8箇所留めです。

運転席側。
実はタービンサポートの奥側にあるタービンへのオイルラインが漏れの真犯人ぽい…

ココは交換めんどいなあ…
タービン浮かせれば交換できるかな？
とりあえず見なかったことにw

締結モノが全て外れたら、細いマイナスからタガネで少しずつスキマをあけて、ある程度離れたらバールでゴリっと。
最初はビビって慎重になってましたが、最後は界王拳3倍くらいでゴリゴリやりました。

ジャッキをかませて上げたり下げたり揺すったり。とりあえず着地しました。

ミッション側。
むむむ、綺麗だ…

エンジン側。
レリーズベアリングが汚い以外は、オイルや鉄粉も少ないな。

続く。