ブレンボフロントブレーキOH ブレーキホース交換　クラッチオイル交換

フロントブレーキを一定の強さでかけた際、グー、グーと効きが均一でなくなってしまったのでメンテナンスをすることにした。

ピストンが均一に出てこず状態。というか小径ピストン側がほとんどでてこない、、。揉み出ししてみたが硬い、、ラバーグリス薄く塗布し何度も出し入れしてみたが改善されず、、、
とりあえず妥協しエア抜きをかねてブレーキオイル交換

試乗してみたがやはり状況かわらず、、、

これはキャリパーOHするしかないとシール類を注文。ホンダかスズキ純正のどちらにしようか悩んだが少しだけ安いスズキにした。ネット検索ではホンダを使って交換が多い、、大丈夫なのか、、。

ブレンボキャリパーはオイルシールは台形で向きに注意とネットであったので開封して確認してみるとまっすぐな形状。さらに検索するとスズキ純正ブレンボキャリパーはゴムシールが収まるミゾに工夫がしてあり斜めにはまる構造になっているのでシール形状がまっすぐになっている⁈らしい？？？

古いシールを外して確認すると、確かに台形のシールの様だ。
返品可能な様なので、慌ててホンダのを注文しようとしたが、落ち着いてさらにさらに検索するとホンダも方向性がないまっすぐなタイプとの事？？
よくわからないがどっちも同じでブレンボ純正品は部品がでないので自己責任でこのままスズキ純正でいく事にした。

OHといっても空き段ボールとビニール袋で簡易洗浄台を作り外見汚れを100均ブラシとパーツクリーナーで清掃しシールはまるミゾを爪楊枝とピックツールでコリコリとかたまり汚れを除去し各ゴムシールを交換するだけ。キャリパーは分割しない。というかここのゴムシールは部品は各メーカー純正部品では出ない為、分割しないほうが無難。少々やりづらかったが特に難しい事はなし。今回は手持ちの都合上ラバーグリスではなく薄くシリコングリス塗って交換。

手がグリスでベトベトなので交換後の写真のみ。
スズキ純正シールパッケージにmade in Italy !

パッドピンは錆がひどいので交換。社外品は圧入タイプではないみたいで不安なのと現状のキャリパーに適合するのか不明な為、安価な安心のブレンボ純正品を注文してみた。

ベータピン取り付け部が長い以外は寸法は問題なさそう。

パッド裏に手持ちの都合上ディスクパッドグリスではなくスレッドコンパウンドを塗布。この後薄く伸ばし。

パッドピンも同様。

ネットで検索するとパッドピン圧入はナットをかましてプライヤー等で圧入ができるとの事。手持ちに適当サイズのナットが無いので大きめのナットで試してみたら良い感じで圧入できた。

が、ナットが大きすぎて最後まで圧入できていない感じなので叩いて圧入した。

OH完了。

続いて取り付け＆ブレーキホース交換。交換するホースはアクティブのパフォーマンスライン！ノーマル寸法の物。安価で品質もよいのでリピート買い。

マスター側。ブレンボ模造品のフランド製のマスターを使用しているが、こちらのネジピッチは付属のバンジョーボルトで👌ブリーダー付きのバンジョーを使用していたがマスター側にもエア抜き部があるし、だいぶくたびれているので今回は付属品のボルトを使用。

キャリパー側は付属品ではピッチが違いブレンボキャリパーには不可。付属品と比べ同等の寸法な為、今まで使っていた物を再利用。

ホース長が短い方を右にした。

エア抜きはレバー握ってるだけではふるーどが全然入っていかず。注射器を酷使し、マスターシリンダーのブリーダーから何回も吸引し注射器にオイルが少し入ってくるようになってきたらキャリパー側ブリーダーから吸引。注射器にオイルが入ってきたら通常のエア抜き作業をし完了。

右側交換後

左側交換後
車両購入時からついていた25年以上のくたびれたホース&アップハン用と思われる長いホースからの交換だったので見た目がスッキリした。しかしまだ少しホースが長かった、、、
一回り試乗してきたがブレーキの効きは改善された様だ。今のところオイル漏れもなし。

ちなみに交換前はこちら