ついてなかった車

2014年12月

フォルクスワーゲンの
とあるディーラーに並んでいた
上品なワゴンを見かけました

パサートヴァリアント

Rラインという
スポーティなモデルでした
1.4リッターターボ

試乗させてもらったら
とても静かで乗り心地も良い
ドイツ車らしい足回りで
遠距離出張が多い私には
ピッタリだと思いました

モデル末期ということで
なかなかの高条件を提示された
ので即決しました

さてなぜ「ついてなかった」か？

納車の時に事件が起きました
納車日の約束の時間になっても
来ないんですね
担当営業マンの携帯に電話したが
出ない
ディーラーに電話したら
その営業マンが電話に出てきまして
なんとどうも納車を忘れていたのです

正直にごめんなさいと言えばいいのに
あれやこれや言い訳を始めました
しまいには逆ギレされて口論になって

私ブチ切れまして笑
もうそんな車はいらんと
電話を切ってやりました

2時間後
ディーラーの支店長が車を持って
やってきました
その営業マンも一緒かと思ったら
そいつはいなくて
副社長という方と一緒でした

副社長と支店長が2人
うちの玄関で土下座をするんです
そんな事態になって
もう楽しい納車も台無しですよね

本人はどうしたのかというと
どっかに消えて連絡取れんと言う
結局その営業マンから謝罪される
こともなく

プレートも受けてしまってるから
仕方なく車は受け取りました

そのディーラーにも行くのも
なんか嫌だったので
点検等は別の系列のディーラーに
行きました
そこはとても親切でこっちで買えば
よかったなぁと後悔しましたね

この後会社に重大なトラブルが発生
けっこう長引いたんですね

１年ほどでこの車は売却しました
売却した途端にトラブルも解決
しました

やはり車はげんを担ぐもんだなぁと
改めて思った次第です

車はとても気に入っていたのですが
残念でした

考えようによっては
厄落としができた車なのかも
しれません

もう１０年近く前のことですが
ワーゲンの車を見るたびに
その頃のことを思い出しますね笑