LA300 ドライブシャフトゴムブーツ交換(助手席側)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
前回のCVTF交換の時に,ドライブシャフト助手席側のブーツ付近にグリスが飛び散っているのに気付きました。よく見るとブーツのエンジン側固定バンド近くでブーツが切れていました。
早速部品商で手配したら,スピージーの品物が来ました。この商品は分割式で,接着剤では無く特殊なバネで止めるそうです。説明書も付いていて分かりやすいです。特殊工具は一切必要ありません。
作業方法はYouTubeにもいくつかUpされているので,作業前に参考にしました。
2
ますは前輪を浮かせるのですが,交換する側だけでいいかとも思いましたが,ステアリングの角度を何度も変える必要があるので,リジッドラックに載せることにしました。私は小さいガレージジャッキしか持っていないので,前から押し込んだところ,油圧レバーがボディに当たってのストロークが取れないので,少しずつ上げました。
3
まずは固定バンドを外しました。思ったより大変でしたが,プライヤーやマイナスドライバーでこじって開き,ペンチの刃で目一杯挟んだ後,繰り返し折り曲げて切りました。
4
そのあと,カッターナイフでブーツを切開して外しました。
5
ウエスで古いグリスを取り除きました(この写真はまだ途中です)。ステアリングの向きを変えたり,シャフトを回したりしながらできるだけ取り除きました。パーツクリーナで洗う人もいますが,ブーツの真ん中で破れたのではないので,砂や埃が入っているとは考えにくく,クリーナ液が残ってもまずいので,今回はウエスだけで対応しました。
6
付属の新しいグリスを充填しました。どの程度入れれば良いのか分からないので,全部入れてしまいました。シャフトを回して,ほぼ均一になるように指でならしました。
(古いグリスが黒いのは使って汚れたためかと思ったら,新しいグリスも黒かった。成分のためもあるのですね。)
7
部品の箱にあるグリースプロテクトをシャフトに被せました。付属の取付剤を新しいブーツの割れ(ファスナー部)の凹側の縁にまんべんなく塗りました。そのままシャフトに被せ,太い側から真ん中付近までファスナー部分を組み合わせました。グリースプロテクトを外し,ブーツの太い部分をハウジング部にセットし,細い部分はシャフトの固定位置に合わせながら,ファスナー部の残り部分を組み合わせました。太い部分より,細い部分の方が少々やりにくかったです。全部組み合わさったら,何度も押し合わせて良く確認しました。
8
太い部分と細い部分をブーツバンドで固定しました。この時,バンドの折り返し部分がシャフトの回転方向と逆になるようにすることと,バンドの折り返し部がブーツのファスナー部の真反対側にすることが,要注意です。
ステアリングを左右に目一杯切りながら車軸を回し,ファスナー部が開いていないか何度も確認しました。さらに少し走ってみて確認しました。
今のところ大丈夫そうです。接着剤で固める方式ではないので少し心配ですが,多くの方の投稿では全く問題が無いようなので様子を見ます。
今回は助手席側でしたが,運転席側も時間の問題と思われるので,そのうちにやってみたいと思います。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク