ピンクフロイド【狂気】

「The dark side of the moon」がオリジナル名。
1973年のアルバム。彼らの8作目。

ピンクフロイドはイギリスのプログレシブバンド、
様々な効果音を巧みに使います。

当日パソコンなんてなかった時代、
それをエンジニア（アラン・パーソン→後にアラン・パーソン・プロジェクトというバンドを結成）
が一つ一つテープに貼ってサンプリング編集。

心臓の音
飛行機の爆走音
振り子時計の音
人が左右のスピーカーへ走る音
キャッシュレジスタの音
半分狂気チックな環境音とロックを統合したバンド。

発表して即聴いておったまげ〜
聴いた事ない、
こんな音楽あるんだ……と。

また販売記録も凄いですよ。
1973年4月に米ビルボードアルバムチャートで1位を皮切りに、
その後15年間（トップ200位）ランクインし続けています。

カタログチャート（発売してから2年経過したアルバム）では30年間ランクインという化物アルバムです。

当日はレコードでしたのでA・Ｂ面があり、
片面づつ各1曲の構成（複数の曲から成り立ってひとつの組曲になっている）
も面白い。

イントロの心臓鼓動はドラマーのニックメイソンの演奏。ここで大いに気に入るか拒絶するかですね。

しかしA面の最後は女性ボーカル（クレア・トーリー）のスキャットは素晴らしいし、
Ｂ面の「Us and them」もバラードで聴きいってしまいます。

今聴いても録音レベルは最高ですね（楽器に時代感ありますが……）

さあ、どっちでしょうか？