
前回のブログでまだ不完全燃焼だったのか、ついパート2に取り組んでしまった。
翌日の水曜日は大分のお客様のところに916スパイダー3.2V6 24Vの引き取りに。
オーナーの承諾の下、チェックも兼ねて自走で久留米まで戻る事になります。
で、折角の休日出動ですから、行きは九大線の特急「ゆふいんの森号」を使って紅葉の始まった山並みを眺めながらリッチに行こうという目論見。ww
実はこの1~2年の間何度か使ったのですが、コロナの影響でガラガラの状態で車両に私だけという状況もありました…
流石に今回はそういう状況は無かろうと思っていましたが、当日切符を買いに行ったら「満席」ですと!
この時期の湯布院、やっぱ人気なんだね~とひと安心しました。が、
さて、次の列車はと尋ねてみると「特急ゆふ」が2時間後…(汗
これは店まで戻って積載車で行った方が早いか?と迷いましたが、駅まで30分近くかけて歩いて来たので流石にまた30分かけて戻りたくはない。
そこに案内の女性から普通列車なら1時間後にあるし、乗り換えのタイミングもあってその方が早く着くとの提案を頂いたので「では、それで行きましょう!」と承諾。普通列車で3時間チョイの行程を選択。
で、一時間ほど時間があったので近くの紅葉スポット、「梅林寺」に向かう。
梅林寺という名前だけあってここは梅の名所。春先の梅の花は見事です。
ただ、個人的には紅葉の時期の風情がより好きです。
境内に並ぶ銀杏の大木は黄色く燃え、葉が落ちる頃には一面の黄色い絨毯と化す。
奥に行くと紅葉の葉が紅く色づき、寺院の屋根瓦とのコントラストが絶妙です。
紅葉も程良く色付き、先ずは幸先のいい出だしと言えるでしょう。
寺院内をウロウロしているとあっという間に出発の時間に。
先ずは日田行きの普通列車。特急列車程の快適さはないものの進行方向に向けて座れ、買ってきた弁当も食べながらの「The列車の旅」というもの。
各駅停車ながら、ほぼ一時間位で終点の日田駅へ。
そして乗り換えの列車へ向かう。
今度も大分行の普通列車。しかし、通勤、通学なんかで使う横掛けのシート!(汗
この姿勢で2時間揺られるのはしんどいなぁ~と、先が思いやられたのですが、案外これもまたオツなものです。
線路沿いに見える景観も秋の様子を呈していて、乗客も少なく開けた車窓に流れる景色も色とりどり。
後半は運転席の後ろに陣取り、線路やトンネルの迫って来る様を楽しめました。残念ながら上手く構図が取れず大した写真は有りませんが、迫って来る景色と流れ去る景色が中々新鮮なものでしたよ。


長くも楽しい普通列車の旅もそろそろ退屈になった頃、目的地の某無人駅に到着。
そこから歩いて15分程でお客様の家。
今回は916スパイダーのアキレス腱と言える電動幌の故障。そして水温が上がり気味なので点検も。
取り合えず電動幌の作動状態を確認。ロックを外してスイッチを押すと幌の後ろがせり上がれどトノカバーが動かない。ロックモーターのギアかセンサーらしい。
それが判れば元に戻して試運転開始。直ぐに高速に乗ると水温の上昇が十分確認出来ないので、しばらく山間の道を走ってみる。
やはり水温計が本来の動きと違う。ただ、この気候もありオーバーヒート等の心配は無さそうなのでチョッと安心して大分ならではの景色の中でスパイダーの撮影会。

早い夕暮れ時も手伝って夕景の高原地帯も。
残念ながらこういうロケーションでのオープン走行は出来ませんでしたが、行きの列車といい休日の仕事としては十分楽しいものでしたよ。
役得、役得!(笑)
Posted at 2022/11/13 20:10:37 | |
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