安全なシステムなんて・・・

昨今の車はいろいろな運転補助装置がつけられていて、ドライバーはそのシステムに任せて多少無理な運転をしても車側である程度の安全領域を確保してくれます。また衝撃保護装置のおかげで事故を起こしてもドライバーが助かる確率は上がり、交通死亡事故の人数も減ってはいるでしょう。でもこれらのシステムのおかげで車を運転する人のドライビングスキルはどんどん低下しているといえるでしょう。

世の中便利になればなるほどそれを使って楽をする人が増え、そしてその楽な状態が当たり前になると前に経験した苦労を疎ましく思います。でもその楽が当たり前だと思っていると何か困難に当たった時に対処できないことが多々あるわけです。
車の運転も同じで、結局はドライバーが最終的にあらゆるシチュエーションで車を操作するわけですから、最低限の認知・判断・行動が出来なければならないと自分は思います。


近頃街中を走るとウインカーを出さないドライバーや、無灯火で車を運転するドライバーが増えています。こういったドライバーはいくら安全な装備が車についていても、大きな事故を起こす要因を自ら作っているといわざるを得ません。まじめに運転している人から見たら迷惑千万な話です。


自分本位ではなく周囲に気を配った運転･･･自分もスピードを出して走るので大きなことは言えませんが、少なくとも周囲のドライバーにできるだけ早く自分の位置や行動を知らせるように運転しています。また相手が気が付かない場合は気が付くまで待って次の行動をするようにします。

お互いがお互いの行動を気にして少しでも早く認知できるような行動をとれば、今よりももっと楽しく安全な自動車社会が築けるような気がします。


今日も社用で名古屋の街中を運転しましたが…名古屋のタクシーってホントウインカーだすの遅すぎ。一応こちらは様子をうかがいつつ走行しているからだいたいのパターンは読めるけど。こんな運転でよくお客さんを運べるな～って思う。だから自分はタクシーにあんまり乗りたくないです。