2021年05月29日
CRキャブの謎アイドル上昇という
長き闘いに遂に終止符!
具体的な症状はというと
・エンジンは普通にかかる。
・1/10〜1/5くらいのスロットル開度で
スロットル戻してもアイドリングが上昇。
・もう一度捻ると正常化。
・でも1/4以上開くと上昇しない。
・この繰り返し。
発進時はもちろんのこと
シフトダウン時のブリッピングで
回転数が上がってしまうので
エンブレ効かんわ燃費悪いわで
走行時のストレスが半端なく
仕事が忙しかったのもあり
もう数ヶ月乗ってませんでした。
この半年弱…
正確にはいつから不具合が始まったのかは
実のところ判りませんが
一つ確実に言える事があります。
一挙導入したカスタムに罪は無かったです。
正直言って色々疑いました。
Mノズルで燃調薄くなり過ぎたのとか
エアーアシストやインテークアシストで
二次エアー吸い込んでるのとか。
MJ JN SJの番手上げたり下げたり
JNのクリップ段数変えたり
Mノズル外してみたり
インテークアシスト外してみたり
エアーアシストの裏を
コーキングで塞いでみたり。
スロットルバルブの張り付きを疑い
エアリークジェットを生かしてみたり
リンクレバーのナットとボルトを弄ったり
PEEK製リンクロッドを導入してみたり。
Oリングとガスケット
その他不具合の疑いのある
スターターバルブの交換
ニードルジェットやメインエアージェット等
ほぼオーバーホールに近い形で
元凶を導き出そうとしましたが
原因究明には至りませんでした。
寝ても覚めても多忙な仕事中でさえ
キャブの不具合解消の事で頭いっぱい。
ネットで色々と調べ尽くし
ありとあらゆる手を尽くしたと判断し
・プロに任せる
・いっそキャブを新調する
この二択に行き着きました。
前者は解決率8割でお値段控えめ?
後者なら5万という固定額出費で
完全解決という根拠ないお墨付きがあった。
Webikeで在庫確認すると
「在庫3あり当日発送可能」と書いてて
気がつくとポチってました。
キャブを新調する事にした最終的な理由は
・玩具にし過ぎて不具合起きた疑惑。
・新品と見比べて不具合を見つけ出し
今後のキャブ弄りの教訓とする。
ポチった翌日に届いたので
新品と既存品を見比べてみましたところ
・リンクレバーのプラ製カラーの着ける場所が違う。
・トーションコイルスプリングの取付位置の間違い。
スプリングが内側のカラーに噛んでおり
クリアランスに異常をきたしている。
というのを直ぐに見いだせました。
上記の図80なのですが
スロットルシャフトに嵌め
リンクレバーとボディ内壁の間で
クリアランスを保つ物。
これがいつ間にか適当な自分の仕業で
スロットルシャフトの逆側に入っており
結果としてスロットルバルブがズレて
シリンダーに摺動していました。
加えてトーションコイルスプリングの
スプリングカラーへの挟まりで
異常なバルブクリアランスに
こんなものかと妥協せざるを得ず
リンクレバー(図7)のナットとボルト(8,9)に
かなりの変な負荷が掛かってました。
トーションコイルスプリングも
年期の所為で正常な状態でなく
この辺りが今回の不具合の真犯人
である事は明白となった。
一応
この不具合を解消(現状復旧)し
願いを込めてCRを組み直してみたのです。
しかし
今度は別のアイドル異常が出てきた※ので
スプリング交換すれば解消するかもですが
もうお蔵入りさせました。
心置きなくニューCRを使用します。
※ブリッピングでアイドル急上昇した後
徐々に下降してストールする。
寧ろ悪化したと言える。
気になる新CRの調子はと言いますと
Mノズルもインテークアシストも
エアーアシストも機能して超々絶好調!
久々に元気なSRを目にし
感動で打ち震えるレベルです。
先代CRの経験は無駄にしません。
思えば中古で37000くらい払った様な…
まあ実物教材として5年半
よく働いてくれたと思います。
後は試走重ねて細かなジェッティングのみ。
5/29現在
MJ 140
NJ 5174
NC 上3段
SJ 38
AS 3/4戻し
発進からの低開度でモタつきが発生。
下り坂でアフターファイヤー発生。
Posted at 2021/05/29 21:33:24 | |
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