ラジエターの突然死(と、応急処置)
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今回はラジエターです。
これは1号2号共に起こりましたが、2号の場合まだ2年ほど前のことなので記憶が新しいということで。
走行中でした、突然「ポーン」と心臓に悪い音と共に「COOLANT LEVEL」という警告が!
その後、見る見る水温計が上昇し、続いて「COOLANT TEMP」という警告が!
慌てて駐車場を探し、近くにあった洗車場へ駆け込む。
とりあえずエンジンを止め、ボンネットを空けるとラジエターのアッパーホースの付け根のプラスチックがポッキリ折れて蒸気が吹き出していました。
1号でも起きていたので「またか」と思い、とりあえず冷えるまで放置し、ついでに近くのホームセンターに補修の為のお買い物へ。
(写真はすでに補修後のもので、貧乏性の私は捨てられずに2年間ダンボールに入れ外で放置していた為、ほこりだらけで色が変になっています)
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[補修方法]
購入したものは、ステンレス針金と薄いゴムシート。
ラジエターの機能としては正常なはずなので、とにかく漏れが無いように、アッパーホースが高圧時でも取れないようにすれば言い訳です。
ラジエターのアッパーホース接続部の筒にはホースを抜けにくくする為の凹みがあるので、そこにゴムシートを巻き、その上からステンレス針金で先ほどの凹みにひっかかるようにきつく絶対に取れないように巻きつけます。
次に針金が当たってアッパーホースを傷付けないようにする為、針金を隠すようにゴムシートを折り曲げて、シリコンシーラント(早乾性のもの)で接着します。
これで、ある程度乾くのを待ちます。
ある程度乾いたら、アッパーホースをつなげホースバンドを締め抜けないかを確認し、水道水を入れエア抜きをして、漏れが無い事を確認して終了です。
(写真は針金を分りやすくする為にゴムシートをめくっています)
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この形状のBMWのラジエターはアッパーホースの付け根部分がポッキリ折れたという話を良く聞きます。(ベンツ等は内側に金属で補強されていて折れにくいみたいです)
あと、リザーバタンクとラジエターの継ぎ目から徐々に漏れる場合もありますが、リザーバタンク交換で修理出来ます。
ただ、この場合も補修程度の効果しかなく、いずれラジエター自体を交換する必要が出てくるようです。
今回説明しました補修方法は折れた位置が根元に近かったりすると、できない場合もあります。
針金で折れた部品を編み込んで元通りにする方法で対処された方もいらっしゃるようですが、その時々で臨機応変に対応して下さい。
後、補修と言っても応急処置と考えて、早めに部品交換されることをお勧めします。
(私の場合、4ヶ月程このまま過ごしましたが、その後新品に交換しました)
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