温泉探訪149(山形県・蔵王温泉川原湯共同浴場)

上湯を後にした私
梟さんに教えられた川原湯へ向かう
スノコの隙間から湧き出す湯
温泉逍遥さんを読むと、正確には湯の池に籠を入れたような塩梅の湯

湯銭200円を投入し、いざ入らん
ここは独占とはならなかった
20歳前後の青年がいた
奥の洗い場に寝転がって漫画を読んでいる
「あのえらいすんません、写真撮ってもいいですか？」
「あ、どうぞどうぞ、外に出ましょうか」
「いやそれには及びません」

3人サイズの浴槽が一つ。これはフォトジェニック
事前に予習したとおり、スノコでできた湯船
壁の向こうは女湯か、当然スノコで繋がっている
手をあちこちに当てて湯口を探すがよくわからない

わかんね

塩ビパイプから投入されているのは水
臭いは上湯や下湯と同じく正統派のお焦げ臭
泉温は梟さんが言うような激アツではなく42℃くらいの適温
ぺろっと舐めただけだが味はレモン系
ちょろちょろ水の音がする浴室で、何度か出たり入ったり
青年よ、私もそこに寝そべってみたい
もじもじしていたが、3人目の客が来たので退散
次は私も漫画持ちこもう

川原湯共同浴場
山形県山形市蔵王温泉43-3
023-694-9005
200円
6:00〜22:00

酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
(低張性・酸性・高温泉)
2.736g/1kg
pH1.8
泉温45.0℃

道はK167〜K53と快走路を進む。但し動物に注意
駐車場は100mほど先にある市営無料駐車場(1時間・10台分)を利用