以前から気になっていた奥鬼怒四湯の加仁湯、八丁、手白澤、日光澤
このうち手白澤だけが日帰り温泉をしていないこともあり、ここを予約しようと何度か挑戦したものの不調続き
この度ようやく予約できました
クリスマスイブに、いつもの友人とおじさん二人旅…
仏教徒にクリスマスなど関係ないわ!
さて、奥鬼怒四湯に私有車で行くのは無理なので、女夫渕駐車場にクルマを停め、その先は徒歩で向かう
正確に言うと、加仁湯と八丁の湯は送迎があるので、女夫渕から先もクルマで行けるのだが、日光澤と手白澤は送迎なし。(注:女夫渕にはタクシーが停まってた(※常駐かは帰りに聞きます)ので、これで行くことは可能とのこと)
ハイキングだろ、登山靴とアイゼンあれば余裕余裕と舐めてたんだけど、天気予報見ると最低気温が-10℃であることに加え、某みん友さんが雪の温泉街で行き倒れ寸前になったと伺い、慌てて前日にダウンやズボンや高性能下着、それにリュックサックなどを買い揃えた。
さて、当日
JR小山駅で友人を乗せ、東北道〜日光道、日光から下道で進む。霧降高原の北斜面は凍結してて滑るので注意しながら走る
川俣湖沿いは-4℃
日陰凍結で新品のスタッドレスでもずりずり滑る
12:00頃、女夫渕駐車場に到着
最初は安全を第一に考え、クルマが走る林道を歩こうと思っていたが、途中出会った若いアベックからの情報で、川沿いの遊歩道の方が景色が良いこと、私たちも行きは遊歩道を通りましたよーと教わり経路変更
6キロか、2時間かからんだろうと思ったが、雪道は思いのほか歩きにくい
途中昼飯にしようとアウトドアらしく自炊
……
湯を沸かしてカップヌードル作っただけ!
あとはちくわ!チーズインちくわ!
ビール美味しいね!(プリン体0)
歩き始めてかれこれ2時間
一番手前の八丁の湯に到着
もう十分疲れたんですけど、ここからまだ2.5キロあるとか
加仁湯前を通過
ここは明日の宿
残り2キロ、ブナ平を歩く
手白澤はこの沢筋からもう一つ東の沢なので、尾根を一つ越えないといけない
これがきつかった…
日頃の不摂生を後悔
そして15:30
ついに手白澤温泉ヒュッテ到着!
中は綺麗やんか!
手動販売機
右手のケースから欲しいのを取って、お代は左の籠へ
この手拭いをめくると釣り銭が入った籠がある
そして風呂だ!
硫化水素の臭いと硫黄のお焦げ臭がたまらない
内湯はじゃんじゃんオーバーフロー、投入量の多さは見事!
カランは例の温泉出しっ放し型!
そして名物の露天風呂
ぬはあ雪見きたー!
見えますか消しゴムのカスみたいな大量の湯の花!
外は-7℃
湯の上の岩につららだ!
もうね、秀樹感激
兵次郎さん、よくぞ見つけてくださった
晩ご飯の後もう一度入浴して爆睡
0時頃起床
もぞもぞ、3回目の入浴
貸切の露天風呂
長湯できる39℃くらいの泉温
風の音が少し心細いが、満天の星空を眺めてご満悦
2:45、4回目の入浴
脱衣カゴに服が入っているが内湯に人の姿はない
露天風呂を覗くがやはりいない
よく見ると岩陰に隠れてお父さんが寝てる
外は-10℃
起こそうと露天風呂に入ると、なんと湯がくるぶしくらいしかない!
写真の竹筒は排水口に刺さってて、オーバーフローする湯を排湯してるのだが、どうやら蹴っ飛ばしてしまったらしい
冷え冷えのお父さん
起きてくださいと叩くが起きない
内湯から汲んだ熱い湯をかけると、「うわっち!」って叫んで目が覚めた
べろんべろんのお父さんは動けない様子
一人にできないので、ひたひたの露天風呂で友人含めて寝湯
我々何かに似てるよな、そうだカバだ!
午前3時の栃木の最深部の秘湯で、おじさん3人がカバ状態
これは忘れられない夜になったね
そして朝風呂
なぜかすぐに冷たくなる頭頂部に湯をかけつつ日の出を待つ
あっ!
ぽわー
朝日に映ゆる根名草山
そして朝ご飯
昨夜頼んでおいた弁当を受領
はよ開けたい
中はこんなんだそう
手白澤温泉
栃木県日光市川俣870
0288-96-0156
単純硫黄泉
(低張性・弱酸性・高温泉)
成分量0.62g/1kg
pH6.9
泉温52.2℃
明日は残りの三湯を巡ります
Posted at 2018/12/24 18:00:18 | |
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