温泉探訪340(山形県・赤湯温泉赤湯元湯)

週末の天気予報は曇り時々雪
山形に行けるかしら
東北道から山形道を通って山形県へ


峠こそ凍結が心配だったが、ツルッといくこともなく、平野部に至っては綺麗に除雪されていて快調至極
さて、赤湯といえば辛味噌ラーメン龍上海と、そして珠玉の公衆浴場

とわの湯に向かったのだが、生憎午前の営業が終わったところ
むう、どうしましょう
と、番台の人が赤湯元湯ならやってますよと教えてくれた

小さな町を2周して、目当ての元湯を発見


結構近代的な施設ですな

老朽化した大湯と丹波湯という公衆浴場を一つにして平成２０年に完成したという
さあ、百円で入浴券を買い風呂へ
２階に風呂がある


(HPより)
浴室に入ると微かにたまご臭
洗い場で頭からシャワーを浴びる
すると仰天、これは懐かしや濃厚たまご臭
これから赤湯元湯を目指す諸兄よ、まずは口を塞ぎ、目を瞑って頭からシャワーを浴びて下さい
そして口を開いて湯を口で受けましょう
ウゴゴゴ、たまごがずっと口の中にいるよ！




さて、そろそろお湯に浸かろう
洗い場はそれほど広くないので、次の人に早く明け渡すのだ

浴槽は二つ並んでおり、手前がアル単の湯川原源泉、奥が含硫黄の塩化物泉の森の山源泉
まずは奥の森の山源泉へ
湯口の間際に陣取り湯の匂いを嗅ぐ。クンカクンカ、しかしシャワーほどの濃厚さはない
結構な量がかけ流されており、お湯の鮮度は良い
43度くらいの湯は泉質も相まってよく温まる

アル単の浴槽は41度くらい。こちらは全く癖のない湯
「よおし、こっちで30かぞえたら上がろうか」
お爺さんが孫を湯に入れてるのだろうか
そういえばここは赤ちゃんからお年寄りまで皆百円

(烏帽子の湯)

赤湯の公衆浴場巡りは中々良いスタートを切ったのです

赤湯元湯
山形県南陽市赤湯754-2
0238-40-2925
100円
8:00〜14:00、15:00〜21:30
水曜日定休

湯川原源泉
単純温泉
(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
溶存物質総量0.8242g/1kg
pH8.2
泉温52.0℃

森の山源泉
含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
(低張性・中性・高温泉)
溶存物質総量1.911g/1kg
pH7.3
泉温60.4℃

県道102から温泉街の細い路地に入る。歩行者注意
駐車場は建物の真下と向かいに全8台分ほど