温泉探訪405(青森県・谷地温泉)

さあ、そろそろこの旅も最後の仕上げに近づいてきた
向かったのは谷地温泉、ここもずっと憧れていた温泉だ


雨の中、南八甲田を進む
NDちゃんの鼻先の方の道がR103、お尻の方が谷地温泉への取り付け道


日曜日の日暮れ前、客は私一人
受付の若い女性にお金を払う


廊下には有名な写真
まさに芋の子を洗うようだ

さて、浴室へ


ほわわ
白い濁り湯と青い透き通った湯の張られた二つの浴槽が並ぶ
特に手前の湯は見たこともない美しい色をしているぞ、これは大興奮
ぷんぷんと硫化水素の香ばしい臭いが充満


まずは白濁りの湯に浸かる
どこに出しても恥ずかしくない一級品のフォトジェニックちゃん
湯温は42度の適温
足で攪拌すると更に強い濁りに

続いて手前の青白い湯に
こちらは更に別嬪さん


おお、37度くらいのぬる湯
そしてなんと足元湧出だ


底の板の隙間からプクプクあぶくが沸いている
キシキシの湯ざわり。泡付きもある

浴室には地下があって、降りていける仕組みに


これって排湯を利用して打たせ湯になってるのかしら。しかし排湯量の豊富さよ
足元湧出だから投入量がわからないが、こうしてみるとかなりの量が湧いている

青い湯に浸かりながら今回の旅を反芻する
東北の温泉もだいぶ巡った気になっていたが、なかなかどうして行く先々で珠玉の名湯に出会った
この谷地温泉も噂に違わぬ名湯

二年では到底回り尽くせない。もう一任期延長させてもらうか

谷地温泉
青森県十和田市法量谷地1
600円
10:00〜17:00

谷地温泉1号泉
申請者　沖縄県八重山郡竹富町字南風見508-205株式会社南風見観光(南の果てだ！)

単純硫黄泉(硫化水素型)
(低張性・弱酸性・温泉)
成分総計0.760g/1kg
pH4.62
泉温37.4℃
無色透明・強硫化水素臭・収斂味
主要成分(1kg中)
カルシウムイオン110.2mg
硫酸イオン376.6mg

R103とR394の交点から一本入る。道に不安はないが動物注意
駐車場は20台分