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温泉探訪東北編は、最初にGoogleマップで温泉の位置について説明する

遠刈田温泉は仙台から西南西へ約40キロ
車で約1時間弱と十分日帰り圏内

「仙台に行ったらね、是非とおがった温泉行ってくださいよ」
前の職場にいた宮城県出身の同僚にそう言われてやっと読み方がわかった
とおかりだと思ってたよ…

これは失礼
さて、東北最初の温泉は遠刈田温泉のランドマーク、神の湯にした
いつ行っても大盛況とのことなので、平日休み、しかもコロナ禍の今こそチャンスとばかり訪問


しかし今日も大盛況、洗い場も浴槽も人、人、人


(ネットより拝借)

浴槽はあつ湯とぬる湯に分かれており、あつ湯が44〜5℃、ぬる湯が41〜2℃
私が訪れた時はぬる湯に大勢の人が入っており、あつ湯はゼロ、そして今まさに一人のおじさんがあつ湯に入った！
「あひゃひゃ、あついあつい！」
スネまで浸かったところで典型的なタコ踊りを決めながら退散するおじさん
これはチャンス
ここで顔色ひとつ変えずに入れば、おじさんの尊敬の念を勝ち取れるのではないか
おもむろに入る私
うむ、すねは熱いがこの程度なら秘伝あつ湯入浴法で攻略可能
奥に進んでどっかと浸かる
「お父さんすごいね、熱くないのかい？」

「ははは、こう見えて私江戸っ子ですから」
こう切り返そうと今か今かと話しかけられるのを待ったが、全然話しかけられなかった…
気がつくとあつ湯にも私含めて3人入っていた

湯は土気臭とやや薬っぽい匂い
鼻を手で覆って湯の臭いを堪能

笹濁りで、湯口は硫酸塩泉らしい丸い析出がびっしり
これはなかなかの実力者ではないか

温泉探訪東北編
幸先の良いスタートを切った

遠刈田温泉・神の湯
宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉仲町32
0224-34-1990
330円
9:00〜22:00

ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
(低張性・中性・高温泉)
成分総量2.3913g/1kg
pH6.9
泉温70.0℃
湧出量270ℓ/分

道はよく整備されており快適
駐車場は向かいに1時間無料のコインパーキングあり