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鳴子温泉でも個性的な自家源泉を持つというホテルたきしまへ
建物は外観、中ともどもかなり草臥れている

500円を払い廊下を奥に進む
突き当たりに男湯、女湯、家族湯があるが、もう一つ「薬湯」の札がついた下り階段

人一人が通れるくらいの細い階段を下る
既に微かな熱気を感じる
脱衣所でご老人に出会う。かなり訛りが強くて何を言ってるか聞き取れない
浴室の扉を開けると、猛烈な蒸気。サウナかここは
入り口から浴室を撮る。レンズが曇っている訳ではない

奥の壁は石組みで、真ん中に大きな穴が開いている。実は浴室の隣りが源泉井戸で、シュウシュウ派手な音を立てている

ホールに再接近
むはあ、熱いぞ！

どういう仕組みかわからないが、パイプと源泉だまりが見える。いやはや凄い

別の角度から
歪んだ窓は開放されており、風呂に浸かった位の高さでは風が吹き込みそれほど熱くない
しかし源泉井戸からの蒸気が凄く上の方はムンムン

さて、肝心の湯
浴槽は4人サイズ
琥珀色の湯は東鳴子系のアブラ臭
湯温は70度を超えるので、投入量は絞り気味
43〜4度といったところか
浴感はツルツル系
特筆すべきは鳴子にしてはかなりしょっぱい

「うちの湯は凄く温まるからね、気をつけてね」と受付のお姉さんが言ってたのを思い出す
これは暫定鳴子一のストロング温泉。しかも熱気ムンムンで逃げ場もないし危険がいっぱいだ
湯から上がり、脱衣所でボトボトのまま服を着る
U首シャツ一丁で離脱

工場にあるような業務用扇風機があった
ありがたやありがたや

聞きしに勝るストロング温泉
ホテルたきしま、鳴子温泉必浴の湯だと思いました

ホテルたきしま
宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷28-1
0229-83-3054

瀧嶋1号泉・2号源泉混合湯
ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
(低張性・中性・高温泉)
無色透明にして、微かに甘みを有し、木材臭を放ち、中性である
溶存物質総量2.4599g/1kg
pH7.3
泉温76.1℃

鳴子温泉街のメインストリート沿い。歩行者と対向車注意
駐車場はホテルの前に4台分