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アンプ「久しぶりだね、二宮源泉ちゃん」ガバっ！
二宮荘「やめて！口ではそんなこと言いながら高湯ちゃんの匂いがたっぷりついてるじゃないの！」
アンプ「あっ！」


高湯温泉は東北の至宝
美しい高湯ブルーを見たことがあるのなら、間違いなく惚れてまうやんな


時間計画を誤り、日が暮れてから高湯までの山道を登る
昼間溶けた雪が再凍結し、所々ツルツル
尻をふりふり登るＮＤちゃん
途中仙台ナンバーのレンタカーに道を譲りました…ごめんねＮＤちゃん


雪に埋もれた安達屋に到着
美食で鳴る宿だが、まさかの素泊まり
晩御飯は六ヶ所村で買ってきたネバリスターだ


このサイズで260円。長芋が好きすぎて三八上北に移住したい

さて、長芋を食べたら早速温泉だ！


皆さんが美食に舌鼓を打っている間に貸切露天へ






綺麗だよ、綺麗だよ高湯ちゃん



雪の中、私は高湯２６番ちゃんと話す
アンプ「長野県に転勤なんだよ。しばらく会えなくなるよね…」
２６番「いっぱい会いにきてくれてありがとう。長野にも白骨ちゃんとか熊の湯ちゃんとか綺麗な人はいっぱいいるから、きっとアンプさんは私のことすぐ忘れるわよ」
アンプ「いやだ！僕は高湯ちゃんのこと忘れたくない！」ガバっ！

偉い人お願いします。お湯が入った抱き枕を開発してください

続いては安達屋の看板風呂である大気の湯へ


おほほほ、このお風呂を貸切できるとは
素泊まり13,000円も悔いはない

風呂から上がり暖炉の前で寛ぐ

長芋臭の全くしないお洒落な空間
しかし着てるのはユニクロで買った寝巻きだ


そして午前３時、


実は一番好きな内湯


滔々とかけ流される湯
安達屋の内湯は高湯で一番美しい
出たり入ったりを繰り返す


翌朝


珍しく炊飯。ユキムスビ美味しいです
そして皆さんが美食に舌鼓を打っている間に


また貸切風呂に来ちゃった


抜けるような青空と雪の白が
更に高湯ブルーを映えさせる
ラブ高湯！ラブ自分！



カチンコチンのＮＤちゃん
バキバキ言わせながら幌を開ける
「イタイイタイ　５℃イカデ　ホロヲ　アケナイデ」

こうして冬の高湯温泉を満喫
高湯はいつ来てもいいけど、やっぱり冬が一番だと思います。またいつか来るからね！

安達屋
福島県福島市町庭坂高湯21
024-591-1155
1,000円
10:00〜13:00

湯花沢3,5,6番、高湯26番滝の湯合併
酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩泉
(低張性・酸性・高温泉)
成分総計1.483g/1kg
pH2.7
泉温46.3℃
無色・澄明・強硫化水素臭・強酸味・白色沈積物
主要成分(1kg中)
硫酸イオン596.2mg
遊離二酸化炭素352.3mg
遊離硫化水素23.9mg

高湯温泉への道は綺麗に除雪されているが、勾配が急なので登りはFRだとスタッドレスでもお尻フリフリ気をつけて。それより実は福島市内の方が除雪不十分で怖い。車高が低い車は朝とか道路の真ん中に残った雪が氷になってるので、ガーンと当たったらリップとかもげそう
駐車場は旅館前に10台あまり、少し山側にもあり

さて、今日の宿に向かう前にもう一湯
磐梯山の麓に湧く押立温泉へ


磐梯山は雪雲の中
道は圧雪路
後続のハマーちゃんも見えなくなるくらい飛ばす


過去最高にワイルドなＮＤちゃん
惚れた！抱いて！

さて、国民宿舎さぎの湯旅館


受付でお金を払う
館内は綺麗だが冷たい


なぜ機械室の方が立派な扉なのか

さて、浴室に入ると炭酸水素塩泉らしいすえたような臭い
微かに硫化水素臭が混ざる

先客が一人
湯口に陣取って頭からタオルを被っている
なんとウトウトしてるではないか
時折「フゴゴ」とイビキをかいているし

こんな淡い湯なら、確かに布団がわりに寝るのも良かろう
しかし寝るなら湯尻で寝たまえ

埒が開かないので愛用の温泉専用スマホを取り出して撮影


湯温は39度のぬる湯
湯ざわりはキシキシ
鼻水のような半透明の湯の花と、垢のような褐色の湯の花が舞う

寝ているおっさんのわずかな隙間に手を入れて、湯口から湯を掬ってテイスティング
特別な味はしない

若干不完全燃焼気味ながら上がる

玄関で靴を履こうとした時


ピーナツの殻を発見
知ってますか、東北では節分の時、煎った大豆ではなくピーナツを撒くらしいですよ

へー、ピーナツなんだ

国民宿舎さぎの湯旅館
福島県耶麻郡猪苗代町磐根佐賀地2556
0242-65-2515
500円
10:00〜16:00

表磐梯温泉2号泉
単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
成分総計0.6700g/1kg
pH7.7
泉温50.4℃
湧出量150ℓ/分
無色・澄明・微弱硫化水素臭・無味・気泡なし
主要成分(1kg中)
炭酸水素イオン268.8mg

県道7号から一本入ると、そこは圧雪路
会津舐めんな！と言わんばかりの丁寧な雪かき
駐車場は玄関前におよそ20台分

さあ、東山温泉もう一湯


二洸旅館へ
こうして写真を見ると、今にも屋根から雪が落ちてきそうね

ごめんください
奥から大変愛想のいい主人が出てきた

玄関突き当たりの階段を下る


可愛い丸い絵は向瀧か
雑巾をここに掛けるのはやめた方が良い


なかなか閉塞感のある脱衣所
右のアルミ扉を開けると






あら可愛や扇型の浴槽
そして洗い場を流れる大量のお湯
トドりなせえ、トドってゆきなせえ
そんな声が聞こえてきました


湯気がムンムンの浴室は明瞭な石膏臭
早速浸かりましょう


良いでんな良いでんな
湯温は43度くらいのあつ湯
湯ざわりはやはり硫酸塩泉のキシキシ系

そして湯べりを枕にトドる
温かい湯を背中に感じながらしばし放心

二洸旅館
福島県会津若松市東山町大字湯本居平127
0242-27-3400
400円
時間は問合せ

組合混合泉
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
成分総計1.553g/1kg
pH8.0
泉温46.0℃
湧出量482.4ℓ/分
無色澄明無味無臭
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン292.2mg
カルシウムイオン203.9mg
塩化物イオン287.1mg
硫酸イオン676.5mg

東山温泉街は道が狭く歩行者が多いので注意
駐車場は玄関前に3台分