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安達太良山腹に温泉天国と言われる沼尻元湯があると聞いて早一年
臆病者のアンプさん、クマが怖いアブが怖いと先延ばししていたが、今回漸く職場の人をお供にして行くことに


友人のマークX
沼尻の温泉街を抜け、スキー場も抜けると駐車場
NDちゃんだと土留めのゴムや雨で大きくほげた所で底擦ってたな


快晴、そして気温は24度。絶好の登山日和
ぬおー！満車ではないか
ま、まさか沼尻元湯は芋洗い状態ではなかろうな


では、いざ
夏のボーナスで買ったガス検知器を胸に付けて早速出発だ！


ザクザク
何故か馴染み深い感じの道を進む


うふふ、トトロみたいな道ね
20分ほど進むと視界が開けた


おお！眼下に見える沢が沼尻元湯か！


ワシワシと下る


到着。なんと貸切！
駐車場の車は登山客なのね


ガス検知器を見ると一桁の数値
よし、早速入ろう！


気持ちいい！
湯温は40度のぬる湯。極楽至極


pHは2.4。顔を洗っちゃダメよ

もう少し上流に行きますか、ということで海パンのまま移動


おお、硫黄祭りだ！
と、ここでガス検知器が反応
けたたましい警報音
30…50…70…
硫化水素の数値はみるみる上がっていく
そして


ついに振り切った
君子危うきに近寄らずだ、退散退散

さっきの橋の下でゆるゆる入浴



天気もいいし大変気持ち良い

さて、こうして温泉を満喫していると、あの崖を三人降りてきた
一人は80代（！）の先輩、二人は20歳前半のアベック
挨拶して少し話す。そして三人も入浴
80代の先輩は素晴らしい健脚。そして持参のコンデジで入浴風景を撮ってくれと仰る。なんて良い老後だ
アベックの方は引き締まった体の好青年。女の子はめっちゃ可愛くてスタイルも良いのでドギマギした
(タイトル画像、小さくですが三人写ってます)

帰りは崩落しているという沢沿いに帰ってみる



３カ所ほど崩れていたが、難なく歩けた
行きしなの稜線伝いに行ったのと比べると拍子抜けするくらいの楽さ

沼尻元湯、噂に違わぬ温泉天国
ここは必ず再訪しよう

そして、長年熾火のように密かに抱いていた山登りへの情熱が一気に燃えあがってしまった
なんと帰宅後すぐにくろがね小屋を予約してしまいました

沼尻元湯
福島県耶麻郡猪苗代町
電話なし
無料
24時間営業

酸性-含硫黄-ナントカ泉(硫化水素型)
※詳細は沼尻温泉や中ノ沢温泉の成分分析表を参照

本文中にある通り、駐車場までのアクセスは車高を下げた車だと底を擦ること必至
駐車場は40台分ほど